大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



ヤクルトの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、スワローズレジェンド選手たちの成績は?

2022/03/18

text By

photo

産経新聞社



岩村明憲(いわむらあきのり)

投打:右投左打
身長/体重:175センチ/92キロ
生年月日:1979年2月9日
経歴:宇和島東高
ドラフト:1996年ドラフト2位
〇ベストナイン:2回(2002、06年)
〇ゴールデングラブ賞:6回(2000-02、04-06年)
〇オールスターゲーム出場:4回(2001、04-06年)
〇ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2006年)
※メジャー時代に第2回WBC出場。
 
 アグレッシブなプレーで攻守に輝きを放った岩村。メジャー時代にはワールドシリーズの舞台も経験した。ヤクルトでは高卒3年目の1999年に台頭し、正三塁手としての地位を確立。02年にはリーグ上位の高打率(.320)を残し、ベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞した。03年こそ故障に苦しんだが、翌04年は3番打者として打率.300、44本塁打、103打点をマークし、さらに飛躍。同年から3年連続で「3割30本」をクリアした。打撃タイトルには縁がなかったが、ベストナイン2回、リーグ三塁手部門最多タイとなるゴールデングラブ賞6回受賞の実績を引っさげ、06年オフにメジャー移籍。13年に7年ぶりのチーム復帰を果たし、2シーズンプレーを続けた。

 チーム在籍時の通算成績は、1091試合出場、打率.297、1126安打、192本塁打、601打点、67盗塁となっている。

1 2 3 4 5