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中日の“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、ドラゴンズレジェンド選手たちの成績は?

2022/02/07

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産経新聞社



 球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(中日ドラゴンズ・一塁手編)
 

 

西沢道夫(にしざわみちお)


投打:右投右打
身長/体重:182センチ/73キロ
生年月日:1921年9月1日
経歴:鹿児島総合中
○首位打者:1回(1952年)
○打点王:1回(1952年)
○最多出塁率(現最高出塁率):1回(1952年)
○ベストナイン:3回(1950、52、54年)
○オールスターゲーム出場:5回(1951-55年)

 初代“ミスタードラゴンズ”。投手としての活躍も目覚ましく、40年には20勝をマークした。野手としては、金星スターズ(ロッテの前身球団)からチームへ復帰した49年に正一塁手へ定着。翌50年には打率.311、キャリアハイの46本塁打、135打点と圧巻の成績を残した。さらに、52年には打率.353、20本塁打、98打点で首位打者と打点王の打撃2冠を受賞。キャリア晩年まで中心打者として打線を牽引し、54年のチーム創設初の日本一にも大きく貢献した。
 
 チーム在籍時の通算成績は、1422試合出場、打率.292、1429安打、187本塁打、807打点、45盗塁となっている。

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