大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



中日の“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、ドラゴンズレジェンド選手たちの成績は?

2022/02/07

text By

photo

産経新聞社



谷沢健一(やざわけんいち)


投打:左投左打
身長/体重:179センチ/75キロ
生年月日:1947年9月22日
経歴:習志野高-早稲田大
ドラフト:1969年ドラフト1位
○新人王(1970年)
○首位打者:2回(1976、80年)
○最多出塁率(現最高出塁率):1回(1984年)
○カムバック賞:1回(1980年)
○オールスターゲーム出場:9回(1970-73、76、80-81、83-84年)

 中日一筋17年を貫いた“安打製造機”。早稲田大から鳴り物入りでドラフト1位入団を果たすと、1年目からレギュラーとなり、新人王を受賞。74年以降は主に一塁を主戦場とした。ジーン・マーチンの加入によって右翼を守った76年には、初の首位打者(打率.355)を受賞。78年から2シーズンは故障の影響に苦しんだが、80年に打率.369、27本塁打と完全復活。2度目の首位打者とカムバック賞に輝いた。キャリア晩年までクリーンアップの一角を担い、打率3割を6度(1976-77、80-81、83-84年)クリア。現役引退の前年には通算2000安打を達成した。
 
 通算成績は、1931試合出場、打率.302、2062安打、273本塁打、969打点、42盗塁となっている。

1 2 3 4 5