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カープ・大瀬良大地はFA権を行使せず チーム残留の理由に「ご縁に背を向けることはできない」

2021/11/18

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 広島東洋カープは18日、大瀬良大地投手はフリーエージェント権(FA権)を行使せず、チームに残留することを表明。同日に会見を行った。
 

 
 大瀬良は、長崎日大高、九州共立大を経て、2013年ドラフト1位で広島に入団。ルーキーイヤーから先発ローテーションの一角として2桁10勝を挙げ、新人王に輝いた。その後も投手陣の中核として活躍を続け、チームのリーグ3連覇に貢献。特に18年は15勝7敗、勝率.682、防御率2.62の成績で投手2冠(最多勝・最高勝率)に輝いた。

 120試合制となった昨季は、故障の影響で11試合登板、5勝にとどまったが、今季はエース格として存在感を示し、2年ぶりの2桁勝利に到達していた。通算成績は、205試合(993回)、67勝44敗2セーブ24ホールド、781奪三振、防御率3.40となっている。
 
■大瀬良大地投手のコメント
・残留を決めた1番の理由は。
 「1番は決められないんですけど、理由も数えきれないくらいたくさんある中で全てが1番だと思います。その中であえて理由の一つを上げるとすれば、僕がドラフトにかけてもらって、その時にカープから“必要だ”ということで指名していただいて、そして競合で抽選という形になったんですけど、そこで恵さん(田村スカウト)が交渉権確定のくじを引いてくれて、そこからたくさんのご縁に恵まれて今までやってこられて、そのたくさんのご縁に支えられながらここまで来ましたので、そういうご縁に背を向けることはできないかなという思いもあったので、それが理由の一つとしてあります。」