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指名漏れとなったドラフト候補選手は? 異色の高校生左腕や強肩強打の大学生捕手、社会人屈指の大型ショートも【ドラフト2021】

2021/10/12

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 「2021年プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が11日、東京都内で行われ、支配下77人(セントラル・リーグ38人、パシフィック・リーグ39人)、育成51人(セ・リーグ19人、パ・リーグ32人)、全128人がNPB入りの切符を掴んだ。
 

 
 その一方で、注目されながらも指名漏れとなったドラフト候補選手たちもいる。

 高校生は、社会人クラブチームからプロ入りを目指していた異色の左腕・渡邉一生投手(BBCスカイホークス)が指名漏れ。投打に高評価を得ていた市川祐投手(関東第一高)や金井慎之介投手(横浜高)、今夏の甲子園で登板した寺嶋大希投手(愛工大名電高)や滝口琉偉投手(日大山形)らの名前も呼ばれず。野手では清水武蔵内野手(国士舘高)、川口翔大内野手(聖カタリナ高)などが来年以降に勝負をかけることとなった。
 
 大学生では、長谷川稜佑投手(青森大)、飯田琉斗投手(横浜商科大)、古屋敷匠真投手(法政大)ら速球派に加え、森田晃介投手(慶應大)、松本健吾投手(亜細亜大)など完成度の高い右腕も指名漏れ。野手では強肩強打を誇る岩本久重捕手(早稲田大)、久保田拓真捕手(関西大)らの捕手勢や、山城響内野手(富士大)、峯村貴希(日本大)などにも吉報は届かなかった。
 
 社会人は、吉村貢司郎投手(東芝)、米倉貫太投手(Honda)、鈴木大貴投手(TDK)など即戦力と評される投手もドラフト解禁年でのプロ入りはならず。野手では大型ショート・中川智裕内野手(セガサミー)や和田佳大内野手(トヨタ自動車)、藤井健平外野手(NTT西日本)らが指名漏れとなった。
 
 独立リーグでは、今季圧巻の成績を残した近藤壱来(香川オリーブガイナーズ)、宮澤怜士投手(火の国サラマンダーズ)、将来性豊かな長尾光投手(埼玉武蔵ヒートベアーズ)などに吉報は届かず。野手では石川慧亮内野手(栃木ゴールデンブレーブス)望月涼太内野手(香川オリーブガイナーズ)、濱将乃介外野手(高知ファイティングドックス)らが悔しさを味わう結果となった。
 
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