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キューバが中国をリード!中国先発のチェンは日本戦を見据え49球で降板

2017/03/08

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドB組のキューバ代表対中国代表が8日に東京ドームで行われ、5回終了時点で4対0とキューバがリードする展開となっている。
  
 中国の先発は、MLB通算82勝のパナマ出身で中国人の祖父母を持ち、今回は中国代表として出場しているブルース・チェン。チェンは2006年と2009年にはパナマ代表としてWBCに出場しており、今回が3度目のWBCとなる。対するキューバの先発はブラディミール・バノスで試合が始まった。
 
 先発のチェンは、2回2/3を49球でランナーを出しながらもキューバ打線を無失点に抑えた。50球を超えずに降板したため、WBCのルールから中1日で次の登板が可能である。10日の日本戦に登板を見据えた投球となった。
 
 無得点に抑えられていたキューバ打線は、中国の2番手のルオ・シャを捉える。一死から安打と死球でチャンスを作ると、9番・ヨエルキス・セスペデスが初球を捉え、右翼へ適時打を放ち、1点先制。続く1番・ロエル・サントス、2番・アレクサンダー・アヤラも長打を放ち、3連打で4点を先行した。
 
 一方の中国打線は、4回をバノスにパーフェクトに抑えられる展開。5回表の一死から5番・ヤン・シュンイが右翼前にチーム初となる安打を放ち、盗塁を成功させ、チャンスを作るも、後続が続かず得点ならず。バノスは5回、67球、1安打、4奪三振と完璧な投球を披露した。