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台湾プロ野球(CPBL)に新球団が誕生! 親会社「台鋼」の背景にある日本企業とは?

2022/03/02

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CPBLが2023年から6球団編成に!

台湾プロ野球(中華職業棒球連盟・CPBL)は25日、2023年シーズンから新球団の加盟を承認した。この決定により、CPBLは2008年以来15年ぶりに6球団編成となる。CPBL会長の蔡其昌(さい・きしょう)氏も「球団側が4月に意向文書を提出し、7月に開催される予定のドラフト会議にも参加可能だ」と述べ、他の5球団も賛成していると伝えた。

 

 
 新球団の運営企業は「台湾鋼鉄(台鋼)グループ」。台湾国内で一番大きな一貫性電炉の鋼鉄グループであり、32の関連会社を所有している。すでに2019年にプロサッカークラブ、2021年にプロバスケットチームを作っており、ついにプロ野球にも参入。豊富な財力を持つ企業だが、参入の際には多額の支払いが課せられ、保証金約15億円(5年後返金可能)、加盟金5億円、さらには野球地方振興金約4億円が必要となる。
 
 これを受け、多くの台湾メディアは「強い日本企業が投資する」と報じた。様々な予測があったが、ソフトバンクグループがサポートするという説が有力視されている。ソフトバンクグループは、台湾プロ野球の中信兄弟(中信ブラザーズ)と以前から良好な関係を保っており、台鋼グループの参入にも中信グループの紹介があったためだ。支払い後の審査が通った場合は、2023年から二軍戦に参加、翌2024年に一軍での戦いが可能となる。

 台鋼グループは台湾南部の工業都市・高雄市を本拠地にする考えで、高雄市長の陳其邁(ちん・きまい)氏も歓迎。台湾南部で一番大きな国際球場である澄清湖野球場(最大収容人数20000人)のリニューアル、将来の地下鉄(MRT)澄清湖駅の設置予定を発表するなど早くも強力なバックアップを約束している。
 
鄭仲嵐