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【MLB】スター扱い? 田中将大「中5日」を疑問視する米メディアも

田中将大は今季ここまで9勝6敗、防御率3.61。メディアやファンからは常に注目の的となり、評価は手厳しい。現在、故障再発なども考慮して基本「中5日」でマウンドにあがる田中に対して、米メディア『ESPN』の記者が厳しい指摘をしている。

2015/08/28

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田中を中心に構成された「ヤンキース投手陣の新たな約束事」

 1年目、故障で離脱するまではサイヤング賞候補だった田中は、今後その状態を再び取り戻す可能性は十分にある。

 ヤンキースは田中を獲得するための調査を行っている際に、週に1度しかない日本流の登板間隔は理解していた。田中の能力を評価したヤンキースは、獲得へ躊躇はなかった。キャッシュマンGMは当時田中獲得に至る経緯について8月27日にこう話している。

“It was not something that would prevent him having success over here.”
「(登板間隔は)アメリカでの成功を妨げるようなことではない(と判断した)」(キャッシュマンGM)

 自分の登板日は常に中5日である必要性はないと田中は取材でも答えている。「チームの判断」と話しており、チームに求められた時に投げる準備をすることを田中は語っている。

 それでもチームは中5日の通常よりは1日多い登板間隔で起用する決断をした。ジラルディ監督は先発ローテーションを考えてのプランだと話しているが、他の投手にとってもプラスの影響をもたらす可能性は完全に否定できないとしながらも、結論から言えば田中を中心に構成された「ヤンキース投手陣の新たな約束事」であると説明している。

 結果を残せば、優遇される。それはどんな世界でも一緒だ。その世界でスターにまで登り詰めれば、結果を残すために必要な環境づくりを周囲が心がけてくれるようになってくる。

 ヤンキースが再びブルージェイズからアリーグ東地区の首位の座を奪い取るには、田中がスターにならなくてはいけないとマーシャンド氏も先発ローテーションにとって田中の重要性を理解している。
 だからこそ、「”He needs to show he deserves the star treatment.”」(スター待遇を受けるに値する投手であることを見せる必要がある)とも主張する。

 プレーオフ争いを続けるチームでの田中の投球が注目される。

出典:Yankees treat Masahiro Tanaka like a star; they need him to pitch like one by Andrew Marchand in ESPN on August 27, 2015

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