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菊池雄星、7回6奪三振1失点の好投で6勝目! マリナーズは連勝でカード勝ち越し

2021/07/02

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 シアトル・マリナーズの菊池雄星投手は1日(日本時間2日)、敵地で行われたトロント・ブルージェイズ戦に先発登板。7回6奪三振1失点の好投を見せ、今季6勝目を挙げた。
 

 
 菊池は2点の援護をもらった初回、マーカス・セミエン内野手に先頭打者本塁打を被弾。1点差とされてしまう。しかし後続3者打ち取ると、2回を三者凡退。3回は2死から走者を出すも、難を逃れた。

 4点リードの4回、先頭のブラディミール・ゲレーロJr.内野手に四球を出したが、てオスカー・ヘルナンデス外野手を併殺打。勝ち投手の権利がかかった5回は、3人で終えた。
 
 6回には1死から安打を打たれたが、ゲレーロJrを併殺打に打ち取り、7回のマウンドへ。先頭のヘルナンデスに二塁打を打たれ、得点圏に走者を背負ったが、ジョージ・スプリンガー外野手を96.2マイル(約155キロ)のフォーシーム、ランデル・グリチャック外野手を86.8マイル(約140キロ)のチェンジアップで連続三振。その後ワイルドピッチで三塁進塁を許したが、ルルデス・グリエルJr.外野手を遊ゴロに打ち取り、この回を無失点でリリーフ陣に後を託した。
 
 この日の菊池は、7回(100球)を投げ、被安打5、被本塁打1、与四死球1、奪三振6、失点1の成績で6勝目(3敗)。防御率3.18、WHIP1.03となっている。
 
 マリナーズは、初回にカイル・シーガー内野手の適時打などで2点を先制。1点差となった2回にはジェイク・フレイリー外野手のソロ、続く3回にはシェド・ロングJr.内野手の2ラン本塁打でリードを広げた。投げては先発・菊池が7回1失点投球。8回に1点を失ったが、9回の2得点で再び突き放した。7-2で勝利を収め、2連勝でカード勝ち越しを決めた。