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大谷翔平、メジャートップ独走の27号&28号ホームラン! 驚愕の2打席連続弾丸アーチ、エンゼルスは大量失点で敗戦

2021/06/30

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地で行われたニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場。2打席連続本塁打を放つ活躍を見せたが、投手陣が11失点と崩れてチームは敗れた。
 

 
 驚愕の2打席連発は、ライトスタンドへ弾丸ライナーで叩き込んだ。

 大谷の第2打席は、3点ビハインドで迎えた3回1死の場面。先発右腕ジャーメソン・タイロン投手が3ボール1ストライクから投じた5球目、88.2マイル(約142キロ)のチェンジアップを上手くすくった。打球はライナーで右翼席に飛び込む第27号ソロホームラン。飛距離395フィート(約120メートル)、打球速度110マイル(約177キロ)を計測した。
 
 さらに7点ビハインドとなった5回無死一塁の第3打席、1ボール2ストライクからの5球目、94.7マイル(約152キロ)フォーシームを完璧に弾き返した。打球は1本目と同じくライナーで右翼席に飛び込む第28号2ランホームラン。飛距離356フィート(約109メートル)、打球速度112マイル(約180キロ)を計測した。
 
 初回の第1打席は右飛、7回の第4打席は、左腕ネスター・コーテズ投手の前に中飛、9回には第5打席が巡ってきたが、右腕アルバート・アブレイユ投手に対して一ゴロとなった。
 
 この日の大谷は、5打数2安打3打点2本塁打の成績で、打率.278、OPS1.049(出塁率.361+長打率.688)。メジャー本塁打ランキング単独トップに立ち、同2位のブラディミール・ゲレーロJr.内野手(トロント・ブルージェイズ)に2本差をつけた。
 
 エンゼルスは、1点ビハインドの2回にホセ・イグレシアス内野手の2ランで逆転するも、直後に4失点。3回には大谷がソロ本塁打を放ったが、4回には5点を失い、劣勢の展開を強いられた。5回には大谷の2打席連発となる2ランが飛び出したが、その後は得点できず。5-11で敗戦を喫した。