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大谷翔平、6回1失点で今季3勝目! 打者としても2四球、“リアル二刀流”で連敗ストップの立役者に

2021/06/18

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのデトロイト・タイガース戦に「2番・投手」で投打二刀流出場。6回5奪三振1失点の好投で今季3勝目、メジャー通算7勝目を挙げた。
 

 
 投手・大谷は初回、四球と安打でスコアリングポジションに走者を背負ったが、4番ミゲル・カブレラ内野手から96.3マイル(約155キロ)のフォーシームで空振り三振を奪うなどして無失点。2回は味方の好守も光り、結果的に3人でイニングを終えた。

 連続適時打で2点の援護をもらった3回、1死から連続三振を奪って三者凡退。4回はバントヒットと死球で無死一、二塁のピンチを招いたが、後続を併殺打などに打ち取り、難を逃れた。
 
 勝利投手の権利がかかった5回も無失点としたが、続く6回に1死から2番ジョナサン・スコープ内野手に左翼へのソロ本塁打を献上した。しかし、自らの好プレーもあって後続は抑え、1点のリードを死守。この回限りでマウンドを後にし、外野守備にも就かず交代となった。
 
 続く7回は、2番手トニー・ワトソン投手がマウンドへ。1死三塁のピンチを無失点で切り抜けると、直後に打線が奮起。代打ホセ・イグレシアス内野手の適時打で追加点を奪うと、続くテイラー・ウォード外野手にグランドスラムが飛び出し、一気にリードを広げた。その後は相手打線の猛攻に遭ったが、最後は守護神ライセル・イグレシアス投手がイニング跨ぎの力投を見せ、7-5で勝利。連敗を3で止めた。
 
 この日の投手・大谷は、6回(78球)を投げ、被安打5、被本塁打1、与四死球2、奪三振5、失点1の成績で3勝目(1敗)。防御率2.70、WHIP1.16となっている。
 
 一方、打者としては、同試合がメジャーデビュー戦となった相手先発マット・マニング投手と3打席対戦し、四球、一ゴロ、四球。この日は1打数無安打2四球の成績で、打率.270、OPS.969(出塁率.354+長打率.615)となっている。