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大谷翔平が1失点10奪三振の好投! 米紙は称賛「完全なピッチングパフォーマンス」 【海外の反応】

2021/05/12

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地ヒューストン・アストロズ戦で「2番・投手」として二刀流出場を果たす。この試合で見せた大谷の好投を、米紙『ロサンゼルス・デイリーニュース』が称賛している。
 

 
 大谷は初回、アストロズの先頭ホセ・アルトゥーベ内野手に安打を打たれたが、2番アレドミス・ディアス内野手を98.3マイル(約158.2キロ)で空振り三振に仕留め後続を断つ。2回は2死後に四球を与えるも無失点で、3回は三者凡退に抑えた。

 4回はアストロズの先頭マイケル・ブラントリー外野手に安打を打たれ出塁を許すも、4番ヨーダン・アルバレス外野手を含む後続の3人に対し、いずれも140キロを超えるスプリットで3者連続三振を奪った。
 
 しかし5回、先頭カイル・タッカー外野手に左翼への先制本塁打を献上してしまう。それでも追加点は許さず、6回は無失点に抑えた。7回を三者凡退で終えると、8回からは右翼の守備へ就いた。
 
 一方の打撃では、第1打席で二ゴロ、第2打席で空振り三振に倒れるも、7回無死の第3打席で右安打を放ちチャンスメイク。
 
この日の投手・大谷は、6回(88球)を投げ、被安打4、被本塁打1、与四死球1、奪三振10、失点1の成績で、防御率2.10、WHIP1.21。打者・大谷は、4打数1安打の成績で、打率.265、OPS.903(出塁率.312+長打率.591)となっている。
 
 同紙はタイトルに「大谷翔平の珠玉は、エンゼルスがアストロズに負けて勝利に失敗したため無駄になった」と付け、大谷の投球に関する寸評では「大谷翔平は3年近く欠けていた完全なピッチングパフォーマンスをついに実現した。彼はエンゼルスに彼らが望むもの全てを与えた。勝利を除いて」とコメントしている。