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前田健太、5回3失点で勝敗付かず ドジャース時代の女房役に同点3ラン被弾、ツインズは2連敗

2021/05/12

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 ミネソタ・ツインズの前田健太投手は11日(日本時間12日)、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。5回3失点の投球内容で勝敗は付かず。降板後に逆転を許し、チームは敗れた。
 

 
 前田は初回、1死から2番アダム・イートン外野手に安打を打たれるも、次打者を遊併殺打に打ち取って3人で終了。しかし3点の援護をもらった2回、無死から安打と四球で一、二塁のピンチを招くと、ロサンゼルス・ドジャース時代にはベッテリーも組んでいた6番ヤスマニ・グランダル捕手に真ん中へ入ったスプリットを右翼スタンドに運ばれ、3ラン本塁打で同点に追いつかれた。
 

 続く3回は、2番から始まる好打順を三者凡退。4回は同点弾を許した6番グランダルを84.9マイル(約137キロ)のスプリット、7番アンドリュー・ボーン外野手を82.9マイル(約133キロ)のスライダーで連続三振とするなど立ち直りを見せ、5回も3イニング連続となる三者凡退に抑えたが、球数がかさんでいたこともあり、この回限りで降板となった。

 この日の前田は、5回(87球)を投げ、被安打4、被本塁打1、与四死球2、奪三振3、失点3の成績。防御率5.08、WHIP1.49となっている。
 

 ツインズは、3回に5番ジョージ・ポランコ内野手のソロ本塁打、9番ベン・ロートベット捕手の押し出し死球などで3点を先制。しかし直後に同点とされると、6回に2点を奪われ、逆転を許した。以降もリリーフ陣がホワイトソックス打線を止められずに失点を重ね、3-9で試合終了。2連敗を喫した。