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大谷翔平は復帰登板を0点と評価も“女房役”は称賛。27日の次回登板に期待「彼はただの投手ではない」【海外の反応】

2021/04/23

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地テキサス・レンジャーズ戦で「2番・DH(指名打者)」として出場し、日米通算100号本塁打となる第5号本塁打を放った。その前日20日(日本時間21日)には投手として登板したが、制球が乱れるなどして7四死球。それでも4回1安打無失点、7奪三振と要所を締め、バッテリーを組む女房役カート・スズキ捕手は大谷の投球を称賛した。米紙『アーカンソー・デモクラット=ガゼット』が報じている。
 

 
 初回は3連続四球で1死満塁のピンチを招いたが、5番ニック・ソラック内野手を90.7マイル(約146キロ)のスライダー、6番ウィリー・カルフーン外野手を91.2マイル(約147キロ)のスプリット2者連続の空振り三振を奪いピンチを脱した。2回は1死からNPBの読売ジャイアンツにも所属したアドリス・ガルシア外野手に四球を与えたが、女房役カート・スズキ捕手の二盗阻止に助けられた。1点リードの4回は、下位打線から簡単に2死を取ったが、連続四球で一、二塁と得点圏に走者を背負う。このピンチでも1番アイザイアー・カイナーファレファ内野手を88.5マイル(約142キロ)のスプリットで空振り三振。球数が80球に達したところでマウンドを降りた。

 試合後、大谷本人は自分の投球を「0点です」と評価。しかし、同メディアによると、スズキは「正直なところ、これまで僕が受けてきた投手の中で最高の部類に入る」と称賛。「彼はボールにスピンをかけ、状況に応じてどんな球でも投げることが出来る。それが彼をとても特別なものにしているんだ。彼はただの投手ではない。彼はマウンドで何をしたいのか考えている」と語り、大谷に厚い信頼を寄せている。なお、大谷の次回登板は26日(日本時間27日)のテキサス・レンジャーズ戦になる見込みだ。