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ダルビッシュ有、2度目の開幕投手は5回途中4失点 パドレスは打撃戦制し開幕白星スタート

2021/04/02

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 サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は1日(日本時間2日)、本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの開幕戦に先発登板。移籍後の公式戦初登板は、打線の援護をもらったものの、4回2/3を4失点で降板となった。
 

 
 ダルビッシュは、初回から苦しい立ち上がりとなった。1死から2番ケーテル・マルテ外野手、3番クリスチャン・ウォーカー内野手に連打を許すと、4番デビッド・ペラルタ外野手は見逃し三振としたが、5番アズドルバル・カブレラ内野手に左翼へ運ばれ、二塁走者が生還。3安打を浴び、先制点を献上した。

 2回以降は、粘りの投球を見せる。2回は、2死から投げ合いを演じる9番マディソン・バムガーナー投手に二塁打を打たれたが、1番ジョシュ・ロハス内野手をフルカウントから空振り三振。3回は無死二塁、4回は1死二塁のピンチを背負ったが、要所で三振を奪い、追加点は与えない。
 
 しかし、打線の援護で5点のリードをもらった5回、1死から2番マルテにソロ本塁打、なおも2死一塁から、5番カブレラに2ラン本塁打を被弾し、ここで降板。あと1アウト届かず、勝利投手の権利は得られなかった。
 
 この日のダルビッシュは、4回2/3(93球)を投げ、被安打8、被本塁打2、与四球1、奪三振6、失点4の成績。防御率7.71となっている。
 
 パドレスは、1点ビハインドの2回に8番ビクター・カラティーニ捕手の2点適時打で逆転。3回には4番エリック・ホズマー内野手、5番ウィル・マイヤーズ外野手の連続本塁打などでリードを広げた。5回に計4本を被弾するなど投手陣が崩れ、一挙6点を失って逆転されたが、6回に4番ホズマーの適時打で同点。続く7回に犠飛で勝ち越すと、1点のリードを最後まで守り抜き、8-7で開幕戦勝利を飾った。