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ダルビッシュ有、前田健太は惜しくも受賞ならず ア・リーグはビーバー、ナ・リーグはバウアーがともに初受賞【MLBサイヤング賞2020】

2020/11/12

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 MLBは11日(日本時間12日)、サイ・ヤング賞の受賞者を発表。アメリカン・リーグはクリーブランド・インディアンスのシェーン・ビーバー投手、ナショナル・リーグはシンシナティ・レッズのトレバー・バウアー投手が選出された。
 

 
 なお、最終候補に名を連ねていたミネソタ・ツインズの前田健太投手、シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手は、ともにリーグ2位で惜しくも受賞ならず。日本人投手初の快挙はならなかった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、今季輝きを放った両右腕が、嬉しい初受賞となった。
 
 ビーバーは、2014年のクレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)以来、6年ぶりの満票受賞となった。今季は12試合(77回1/3)を投げ、8勝1敗、122奪三振、防御率1.63、WHIP0.87をマークし、最優秀防御率、最多勝、最多奪三振の投手3冠。圧巻の投球で、熾烈な地区優勝争いを演出した。
 
 前田は92ポイント(2位票18、3位票4、4位票2、5位票4)で、210ポイント(1位票30)を獲得したビーバーに次ぐリーグ2位となった。
 
 バウアーは、球団史上初のサイ・ヤング賞受賞者となった。今季は11試合(73回)を投げ、5勝4敗、100奪三振、防御率1.73、WHIP0.79をマークし、最優秀防御率のタイトルを獲得。チームをポストシーズン進出に導いた。
 
 ダルビッシュは123ポイント(1位票3、2位票24、3位票2)で、201ポイント(1位票27、2位票3)を獲得したバウアーに次ぐリーグ2位となった。