大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » アストロズが接戦制し雪辱 レイズ・筒香嘉智は「8番・DH」で1安打【MLBリーグ優勝決定シリーズ】

アストロズが接戦制し雪辱 レイズ・筒香嘉智は「8番・DH」で1安打【MLBリーグ優勝決定シリーズ】

2020/10/15

text By

photo

Getty Images



 MLBは14日(日本時間15日)、リーグチャンピオンシップシリーズ2試合が行われ、タンパベイ・レイズ対ヒューストン・アストロズの第4戦(7回戦制)、レイズが3勝と王手をかけて迎えた同試合は、4-3でアストロズが接戦を制し、土壇場で踏みとどまった。筒香嘉智外野手は、「8番・指名打者(DH)」でスタメン出場し、4打数1安打を放った。
 

 
 アストロズは初回、3番に入ったホセ・アルトゥーベ内野手が、第3戦と同じく第1打席でソロ本塁打を放ち先制。3回には3番アルトゥーベの適時二塁打で追加点を挙げた。
 
 対するレイズは4回、1死一塁から3番ランディ・アロザレーナ外野手の2ラン本塁打で同点に。負けると敗退となるアストロズは5回、1死後に9番マーティン・マルドナード捕手が安打で出塁すると、続く1番ジョージ・スプリンガー外野手の2ラン本塁打で勝ち越しに成功した。
 
 その後は両リリーフ陣が得点を与えず、試合は9回へ。2点ビハインドのレイズは、2死一塁から7番ウィーリー・アダメス内野手の適時二塁打で1点差に。ここで打席は8番・筒香。ワイルドピッチで走者を三塁へ進めたが、惜しくも右飛に倒れ、4-3でアストロズに軍配が上がった。
 
 リーグチャンピオンシップシリーズ初出場となった筒香。3回無死一塁の第1打席は遊併殺打、5回2死の第2打席は二ゴロに倒れた。
 
 7回2死の第3打席は、アストロズの2番手クリスチャン・ハビエル投手との対戦。1ボール2ストライクからの4球目、94.9マイル(約152キロ)の速球を弾き返した打球は、投手を強襲し、内野安打に。ポストシーズン11打席目で初安打を放った。第4打席は、1点差となった9回2死二塁の場面だったが、右飛に終わり、最後の打者となった。
 
 この日の筒香は、4打数1安打の成績。リーグチャンピオンシップシリーズの打率は.250、OPS.500となっている。
 
 
【MLB】2020年ポストシーズントーナメント表