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筒香嘉智、160キロ速球&147キロチェンジアップの前に3三振も1安打

2020/09/22

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 タンパベイ・レイズの筒香嘉智外野手は21日(日本時間22日)、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に「1番・左翼」で先発出場。4打数1安打3三振の成績で、代走を送られて交代した。チームは2-1で勝利した。
 

 
 初回先頭で迎えた第1打席は、相手先発のジェイコブ・デグロム投手の前に手も足も出ず。99.4マイル(約160キロ)、99.3マイル、99.7マイルの直球を連発され、3球三振に倒れた。2年連続サイ・ヤング賞の剛腕に完璧に押さえ込まれた。
 
 3回の第2打席もデグロムとの対戦となり、この打席は変化球中心の攻めに再び三振。最後の5球目は、チェンジアップながら91.6マイル(約147キロ)の球速だった。5回の第3打席は、一転して6球連続直球勝負を挑んだデグロム。筒香はフルカウントまで粘ったものの、最後は空振り三振に倒れた。
 
 8回に迎えた第4打席、投手がデグロムから交代。ここは5球目のシンカーを捉えて右前安打で出塁した。
 
 この日の筒香は4打数1安打3三振。打率は.199、OPSは.728となった。
 
 レイズは2回と4回に1点ずつを挙げ、投手陣が1点に抑えて2-1で勝利。メッツ先発のデグロムは、7回を投げ14奪三振、2失点の好投を見せたものの負け投手となった。負傷により登板が危ぶまれた中、圧倒的な投球で3年連続のサイ・ヤング賞に望みを繋いだ。