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大谷翔平、今季初長打&打点でエンゼルスの本拠地開幕戦勝利に貢献 12打席ぶりの安打はダメ押しの適時二塁打

2020/07/29

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が28日(日本時間29日)、チームの本拠地開幕戦となるシアトル・マリナーズ戦に「5番・指名打者(DH)」でスタメン出場。今季初長打、初打点となる適時二塁打を放つなど活躍した。チームは10-2で、今季2勝目を挙げている。
 

 
 大谷は6回の第4打席、1点を追加した6回無死一塁の場面で右腕・グロツと対戦。3ボールから甘く入った91マイル(146キロ)のシンカーを振り抜くと、打球は右中間フェンス直撃。一塁走者のアンソニー・レンドーンが一気に生還し、今シーズン初打点。12打席ぶりとなる安打は、チームの勝利を決定つけるダメ押し適時二塁打となった。
 
 大谷の第1打席はマリナーズの先発左腕・シェフィールドに対して遊ゴロ。3回の第2打席では2点を先制し、なおも2死満塁という絶好機で迎えたが、変化球を打ち上げて二飛と打ちあぐねた。投手が代わった5回の第3打席は、上手く合わせて中堅に抜けると思われたが、シフトを敷いた三塁の正面を突き、三ゴロに終わった。第5打席は空振り三振に倒れている。
 
 この日の大谷は、5打数1安打1打点の成績で、打率.143。12打席ぶりの快音で長いトンネルを抜け、復調の兆しだ。
 
エンゼルスは、4回までにウォードの適時打などで5点を挙げ、投げては先発サンドバルが4回2失点と粘投。残りの回はリリーフ陣が無失点リレーで繋ぎ、本拠地開幕戦を白星で飾った。