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ドジャース・ベッツ、12年総額391億円で契約! エンゼルス・トラウトに次ぐ史上2番目の規模!

2020/07/24

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 ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ外野手が、新しく契約を結んだことがわかった。オフにボストン・レッドソックスから移籍。新天地での最初の1年を前に、2032年までの契約を結んだことになる。米メディア『CBSスポーツ』など各社が22日(日本時間23日)、伝えた。
 

 
 ベッツは2014年、21歳でメジャーデビュー。ボストン・レッドソックスの強力打線の中心として、また強肩の右翼手としてチームに貢献してきた。2015年から昨季まで、毎年40本以上の二塁打を記録する、中距離打者の頂点のような存在だ。世界一となった2018年には、打率.346で首位打者とMVPに輝いた。
 
 『CBSスポーツ』によればベッツは昨年、レッドソックスからの10年3億ドル(約321億円)規模のオファーを退けていたという。オフには左腕エースのデービッド・プライス投手とともに、金銭と複数選手との交換でドジャースにトレード移籍。今季の契約は1年2700万ドル(約29億円)となっている。
 
 今回報じられた新たな契約は、2021年シーズンから、2032年シーズンまでの12年間で、総額3億6500万ドル(約391億円)というもの。現在のMLBで最も総額が大きい契約はロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手の12年4億2600万ドル(約456億円)。今回のベッツの契約は、これに次ぐ2番目の額ということになる。
 
 今オフにフリーエージェント(FA)となるベッツに関しては、市場に出れば争奪戦が必至だった。FAとなる前に、長期間・高額の契約を結ぶ近年のトレンドに従った形になる。激動のMLBにおいて、ベッツは長期的な安定を手にすることとなった。