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MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング6位~10位。現役最強野手が意外な順位で登場(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、ゾーン別打率は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/05

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【総合7位】アンソニー・レンドーン


 
 ナショナルズの球団初の世界一に大きく貢献したレンドーンが7位。米メディアから“過小評価されている選手”との声が上がることが多かったが、その声を一蹴したのが昨季の活躍だった。
 
 打率はキャリアハイの.319、三振率は総合4位のマーテイと同じ13.7で「コンタクト率」はジャンルトップの98点。4割を超えた出塁率、初の30本以上をマークした本塁打数はいずれもキャリアハイで、「出塁能力」と「長打力」は当然90点を超えた。そして屈指の「勝負強さ」も兼ね備え、ポストシーズンでもその存在感は衰えず。中軸としての役割を全うした。
 
 シーズン終了後は契約満了によってフリーエージェント(FA)となり、ナショナルズも再契約を望んでいたが、同時期にFAとなったスティーブン・ストラスバーグ投手と再契約したことで、最終的にエンゼルスへ7年契約で移籍することになった。
 
 今季はエンゼルスの課題の1つだった得点力アップを大谷翔平やマイク・トラウトらとともに叶える救世主となることが絶対的な使命となる。

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