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伝説的選手にまで… 通算393発エドモンズ氏が新型コロナ検査「このウイルスはジョークじゃない」

2020/03/29

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Getty Images



これまでにマイナーリーガー3選手の感染が発覚

 ロサンゼルス・エンゼルスなどでプレーしたジム・エドモンズ氏が、病院で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を受けたことが判明した。米メディア『Daily News』が28日(日本時間29日)、伝えている。
 

 
 伝説的スラッガーにまで、新型コロナウイルス感染の可能性が浮上した。エドモンズ氏は自身の公式インスタグラムで検査を受けたことを公表。検査結果はまだ判明していないが、X線検査などを受けたことを明かしている。
 
 エドモンズ氏はカリフォルニア・エンゼルス(現ロサンゼルス・エンゼルス)でデビューし、セントルイス・カージナルスなどで活躍した外野手。中堅手としてゴールドグラブ賞を8度受賞した名手で、打撃でも通算打率.284、393本塁打、1199打点の実績を誇る。オールスターゲームにも4度選出された名選手だ。
 
 インスタグラムのストーリー機能では病院で検査中の写真を公開し、「This virus is no joke (このウイルスはジョークじゃない)」と書き添えている。その後現況を報告する投稿をしており、現在は体調も安定しているようだ。11年開幕前に現役引退し、現在は49歳。ファンはエドモンズ氏の無事を祈るばかりだ。
 
 なお、24日(同25日)にはボストン・レッドソックス傘下マイナーチーム所属選手の感染が発覚。それまでにもニューヨーク・ヤンキース所属のマイナーリーガー2人の感染が確認されていた。3選手とも順調に回復へ向かっていることが伝えてられているが、球界にもウイルスの魔の手が徐々に忍び寄っている。
 
 世界では都市封鎖される地域もあり、大都市ニューヨークでも封鎖の可能性が浮上している。また、トロント・ブルージェイズが本拠地を置くカナダでも感染拡大する事態となっており、世界は未曾有の危機に瀕している。シーズン開幕は5月中旬頃が予定されているが、現況を考えると厳しいかもしれない。