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18年サイ・ヤング賞左腕、57セーブ右腕も チームの命運握る「復活の可能性大の投手」6人を米公式が選出

2020/03/25

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故障、制球難に一発病、不振の原因は様々

 今季に成績を回復させる見込みがある投手を米公式サイト『MLB.com』が24日(日本時間25日)、特集記事を発表。タンパベイ・レイズのブレイク・スネル投手らが挙げられた。
 

 
 昨季、飛躍的に成績を伸ばした選手もいれば、その一方で低迷のシーズンを送った選手もいる。選手の成績V字回復が所属チームの命運を握る場合もあり、今季も選手の“復活劇”からは目が離せない。同サイトでは「復活する可能性が高い投手」を特集。6投手の名前が挙げられた。
 
 まず名前が挙がったのはレイズの先発左腕スネル。18年サイ・ヤング賞に輝いた実績があるが、昨季は右足薬指の骨折と左肘の遊離体除去手術を受けた影響もあって成績は低迷した。23先発で6勝8敗、投球イニング数は前年からほぼ半減の107回で防御率もキャリアワーストの4.29でシーズンを終えた。
 
 しかし、故障するまでは好投していたこともあり、健康体ならば18年のような大活躍が再現できるかもしれない。オープン戦では早くも左肘の違和感を訴え、先行き不安な状態となっているが、レイズのさらなる躍進のキーパーソンとなるのは間違いなくスネルだろう。
 
 一方、クローザーではメッツのエドウィン・ディアズ投手の名前も挙がった。18年オフにロビンソン・カノー内野手とともにシアトル・マリナーズからトレードでメッツへ移籍。18年は防御率1.96、リーグ最多の57セーブの大活躍だったが、昨季は66試合で2勝7敗、防御率5.59、セーブ数も26個に留まるなど不調に陥った。
 
 しかし、奪三振能力の高さは健在だっただけに、復活を期待する声も大きい。また、昨季の直球の平均球速は97.4マイル(約157キロ)と、スピード自体も例年通りだった。FAでデリン・ベタンセス投手が加入したブルペン陣を、さらに充実させるような活躍ができるだろうか。
 
 若い世代では、昨季デビュー2年目で49登板を果たしたヒューストン・アストロズの27歳ジョシュ・ジェームズ投手が選出。100マイル(約160キロ)超えの直球が武器だが、その反面、61回1/3で35四球を与えてしまっていた。制球力さえ改善出来れば大化けする可能性がある。
 
 他にはジェームズと同じく、制球難が課題のロバート・スティーブンソン投手(シンシナティ・レッズ)、昨季は82回1/3で20本塁打を献上してしまったエリーザ・ヘルナンデス投手(マイアミ・マーリンズ)らが選出。それぞれ27歳、24歳と若く、弱点解消が今後のキャリアに繋がることになるだろう。
 
 なお、復活候補としてメッツのノア・シンダーガードも選出されていたが、26日(同27日)にも右肘側副靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることが決定。トレードマークの長髪をたなびかせながら投じる姿が見られるのは、早くても来季4月以降となった。




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