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超ドリームチーム実現へ!第5回WBC米国代表を米記者が大予想 2021年と1998年はどちらが強い?

2020/03/21

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前回大会V右腕ストローマンの呼びかけから豪華メンバーが続々賛同

 ニューヨーク・メッツのマーカス・ストローマン投手が2021年春に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシックの参加を表明し、それに対して多くの選手が賛同した。米スポーツ専門サイト『ESPN』でも20日(日本時間21日)、記者がストローマンを含めた米国代表を予想している。
 

 
 ストローマンは2017年の第4回大会で米国代表としてプエルトリコ代表との決勝戦の先発を務め、6回無失点の好投で同国初優勝に導いた。そして、来年2021年の第5回大会に向けても自身のツイッターで参加を表明し、ドリームチーム結成を呼び掛けた。
 
 これに対してロサンゼルス・ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手やノーラン・アレナド内野手、タンパベイ・レイズのブレイク・スネル投手らメジャーで活躍する多くの選手たちが賛同。日本(第1回、第2回)に続く連覇へ、再び本気の米国チームが実現する可能性が高くなっている。
 
 そこで、米スポーツ専門サイト『ESPN』では、デビッド・スコーエンフィールド記者が今回呼び掛けたストローマンを入れた米国代表28人を予想。現時点での仮想米国代表を作り上げた。それらは投打ともに超豪華布陣が揃った、ファンには本大会が待ち遠しくなるドリームチームとなっている。
 
 同記者が選手選考の上で用いたルールは3つ。1つ目は真っ先に参加を表明したストローマンを入れること。2つ目は前回大会で米国代表のチームリーダーとして参加していたクリスチャン・イェリッチ外野手、エリック・ホズマー内野手を入れること。そして3つ目は、サイン盗み問題で揺れるヒューストン・アストロズの選手を入れないこととした。
 
 野手では、一塁手に昨季1年目ながらメジャー最多53本塁打を放ったニューヨーク・メッツのピーター・アロンゾ内野手がメンバー入り。三塁手にはアンソニー・レンドーン内野手やノーラン・アレナド内野手といった長距離砲を選び、遊撃手にもアレナドと同じコロラド・ロッキーズのトレバー・ストーリー内野手が選ばれている。外野手もイェリッチやベリンジャーの他、ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウトやボストン・レッドソックスのムーキー・ベッツなど豪華すぎるメンバーを揃えた。
 
 先発投手は昨季世界一となったワシントン・ナショナルズからマックス・シャーザー投手、スティーブン・ストラスバーグ投手の2大エースが選出され、ニューヨーク・ヤンキースに移籍したゲリット・コール投手やメッツのジェイコブ・デグロム投手と野手陣に引けを取らない名前が並んだ。救援投手が2名しか選ばれていないのが気がかりだが、同記者はスネルやパトリック・コービン投手といった左腕2人をブルペンで待機させる考えを示している。
 
 また、同記者は1998年に遡ったドリームチームも編成。1番に通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏を据えた他、メジャー最多762本塁打のバリー・ボンズ氏を2番、630本塁打のケン・グリフィーJr.氏を5番に。投手でも、通算355勝のグレッグ・マダックス氏や354勝のロジャー・クレメンス氏、303勝のランディ・ジョンソン氏、601セーブのトレバー・ホフマン氏といったレジェンド級の選手を次々と選び、記事の読者に「2021年の代表メンバーとどちらが強いか」と問いかけた。

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