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最強捕手の去就は? フィリーズがリアルミュートと長期契約の可能性も…“加齢”のリスクあり

2020/03/19

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チームはオフに大補強、“368億男”ハーパーの存在も

 フィラデルフィア・フィリーズが今季オフにフリーエージェント(FA)となるJ.T.リアルミュート捕手と長期契約を締結するか注目されている。地元メディア『Phillies Nation』が18日(日本時間19日)、伝えている。
 

 
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大でオープン戦中止とシーズン開幕延期が決定したMLB。選手のプレーする姿を見るのはしばらくお預けとなってしまったが、その一方で、ある有力選手の去就についての話題が盛り上がっている。
 
 その選手とはフィリーズ所属のリアルミュート。昨季はマイアミ・マーリンズからフィリーズへ移籍して1年目のシーズンとなり、145試合で打率.275、25本塁打、83打点の成績をマーク。守備でもDRS(守備防御点:各ポジションの平均と比較し、どれだけ失点を防いだかを示す指標) で自己最高のプラス12点を記録するなど大活躍だった。
 
 今季終了後にFAとなるため、フィリーズと契約延長して残留か、それともFA市場に出る道を選ぶのかが注目を集めている。同サイトによると、リアルミュート残留には5年1億3000万ドル(約141億8000万円)級の契約が予想されており、引き止めには大型契約が必須条件となる。
 
 しかし、球界一の捕手とはいえ、大型契約を結ぶのにリスクは避けられない。リアルミュートは今日(同19日)で29歳となる。一般的には30代に突入すればベテランとなり、成績が下り坂となるため、全盛期を過ぎて不良債権化してしまう可能性も低くない。
 
 また、チームはオフにザック・ウィーラー投手、ディディ・グレゴリウス内野手らをFAで獲得。資金を惜しまず、積極的補強で戦力整備をしていた。13年総額3億3000万ドル(約368億円)契約の2年目を迎えるブライス・ハーパー外野手の存在もあり、球団総年俸は大きく膨らんでいる。
 
 だが、マーリンズからリアルミュートをトレードで獲得した際、フィリーズは若手有望株のホーヘイ・アルファロ捕手を交換要員として放出しており、マイナーに即戦力となりそうな捕手もいない。そのため、来季以降は捕手がチームの弱点となり得る可能性がある。果たしてフィリーズとリアルミュートはどのような決断を下すだろうか。




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