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アストロズ、バーランダーが右足手術で全治6週間も… 再延期決定で回避方針だった開幕投手が一転実現へ

2020/03/18

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少なくとも5月中旬まで開幕延び回復に十分な時間

 昨季を含めサイ・ヤング賞を通算2度獲得しているヒューストン・アストロズの先発右腕ジャスティン・バーランダー投手が17日(日本時間18日)、右足付け根(鼠径部)の手術を受けた。全治は6週間の見込みだという。米スポーツ専門サイト『ESPN』が同日に伝えている。
 

 
 現在37歳のバーランダーは、メジャー15年目の昨季に34試合に登板してキャリア2番目に多い21勝(6敗)、防御率2.58をマーク。自身初のシーズン300奪三振を記録し、通算3000奪三振を達成した。
 
 しかし、今季のスプリングトレーニングでは鼠径部の不快感でオープン戦の登板が3日(同4日)まで延びていた。そこから2試合に登板したものの、2試合目となった8日(同9日)の時点で軽度の背中の張りを発症。これにより、当初の開幕戦であった26日(同27日)のロサンゼルス・エンゼルス戦の先発は難しいと話していた。
 
 その後、球団の医療スタッフから外科的処置をすすめられ手術を決断。右足付け根の手術を受け、全治6週間が見込まれているという。それでも、シーズン開幕が新型コロナウイルス(COVID-19)の米国内での感染拡大のため少なくとも5月中旬まで再延期されていることから、同サイトは開幕までに十分治癒する時間があるとしている。