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強力外野トリオが全滅…ヤンキースがまたも“野戦病院化” 主砲ジャッジ「開幕戦へ向けて準備する」

2020/03/06

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ヒックスはトミージョン手術、スタントンは昨季18試合のみ

 右肩故障で離脱となったニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、精密検査を受けることが決定。 けがに悩まされる中、開幕戦に向けての思いを語った。米公式サイト『MLB.com』が5日(日本時間6日)、伝えている。
 

 
 昨季は故障者が相次ぎ、一時はレギュラー陣の大半が負傷者リスト(IL)入りとなっていたヤンキース。若手選手の躍進とベテラン勢の力でシーズン103勝を挙げたが、選手の健康面に関してはかなり不本意な1年間となっていた。
 
 今季こそは多数の離脱者を出したくないところだったが、既に昨季同様の雰囲気が漂っている。外野陣では昨年10月に右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたアーロン・ヒックス外野手の他、今季でヤンキース移籍3年目となるジャンカルロ・スタントン外野手も右ふくらはぎの負傷で離脱となった。
 
 そして、今月に入ってからは主砲ジャッジまでもが右肩の違和感を訴え、患部の精密検査のために離脱が決定。ア・リーグ新人王に輝いた17年には155試合に出場したジャッジだが、ここ数年はフルシーズンを過ごせておらず、18年は112試合、昨季は102試合の出場に留まっている。
 
 同サイトによると、ジャッジは「(現在の)目標は開幕戦に向けて準備することだ」は述べているが、3月26日(同27日)のボルティモア・オリオールズ戦に間に合うかはまだ不透明。本来ならば強力外野トリオとなるはずのヤンキースだが、3人とも“故障癖”を抱えてしまっている。
 
 チームには25歳のクリント・フレイジャー外野手、今季でヤンキース一筋13年目を迎えるブレット・ガードナー外野手らがまだいるが、これ以上離脱者が出るようでは、選手層の厚いヤンキースでも厳しくなるだろう。また、先発陣にも離脱者が複数いるだけに、野手の活躍が一層期待されるところだ。
 
 なお、同地区には、FAで柳賢振投手が加入し若手野手の充実度も非常に高いトロント・ブルージェイズ、昨季96勝を挙げ、オープン戦好調の筒香嘉智外野手が所属するタンパベイ・レイズがいる。優勝候補筆頭はヤンキースだが、今季は意外にも混戦となるかもしれない。



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