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ヤンキース、三塁手アンドゥハーが初の「外野」挑戦中 指揮官はセンス絶賛、課題の守備難に光明か

2020/02/29

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「打球が打ち上がった時にはすでに落下地点へ走っていた」

 ニューヨーク・ヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手が28日(日本時間29日)、フロリダ州オーランドで行われたアトランタ・ブレーブスとのオープン戦に「5番・左翼」で先発出場して堅実な守備を見せた。
 

 
 アンドゥハーは昨季までオープン戦と公式戦を通じて外野を守ったことがなかったが、今年のスプリングトレーニングのオープン戦では左翼として初めて外野守備に就いている。この日はオープン戦2度目の左翼で、2度の守備機会をいずれも堅実にこなした。打席では2回に右前安打を放つなど2打数1安打。攻守で充実ぶりを見せている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、ヤンキースのアーロン・ブーン監督はアンドゥハーの守備について「(3回のオジー・アルビーズ内野手の左飛に関して)彼は打球が左翼方向に打ち上がった時にはすでに落下地点へ走っていた。打球をよく読んでいると思う」とセンスを絶賛。「これまでのところ自然で快適に守備ができているように見えるよ」と話した。
 
 来週は本職の三塁に加えて一塁の守備にも就く見込みで、指揮官は「彼を適切に育てること、そしてこれらの全ての場所でできる限り多くの経験をさせることの『バランス』が重要だ」とコメント。多くの経験を積ませながらも、その中でアンドゥハーがより力を発揮しやすい起用をする考えを示した。
 
 アンドゥハー最大の魅力は打撃。新人資格を持った2018年シーズンには打率.297、170安打、27本塁打、92打点の活躍を見せた。しかし守備で15個の失策を喫したことも影響してかアメリカン・リーグ最優秀新人賞(新人王)には選出されなかった。
 
 メジャー3年目は故障のため12試合の出場にとどまったが、メジャー4年目となる今季は、主砲のジャンカルロ・スタントン外野手が右ふくらはぎの負傷で開幕絶望となっただけに、定位置の三塁だけでなく外野などあらゆるポジションで可能性を広げた上で攻守に活躍が期待されている。



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