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秋山翔吾加入のレッズ、超強力打線で世界一へ! 新戦力に期待大「ビックレッドマシン」再来なるか

2020/02/26

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リードオフ秋山に2人の新スラッガー

 秋山翔吾外野手が加入したシンシナティ・レッズの新生打線が注目されている。米公式サイト『MLB.com』が25日(日本時間26日)、伝えている。
 

 
 オフには大補強を展開し、フリーエージェント(FA)での選手獲得が目立ったレッズ。新リードオフマンとして加入した秋山は、オープン戦で99マイル(約158キロ)の直球を弾き返して実戦初安打を放つなど、早くも新天地で輝きを放っている。
 
 秋山のリードオフ定着に期待が集まる一方で、新たに加わった2人のスラッガーにもスポットライトが当てられている。オフにFAでミルウォーキー・ブリュワーズから移籍したマイク・ムスタカス内野手、シカゴ・カブスから移籍したニコラス・カステヤノス外野手が、新生レッズ打線の中軸を担う見込みだ。
 
 ムスタカスは昨季143試合で打率.254、35本塁打、87打点の成績。一方のカステヤノスはデトロイト・タイガースとカブスで計151試合に出場して打率.289、27本塁打、73打点の成績だった。特にカステヤノスの活躍は目覚ましく、カブス移籍後は51試合で打率.321、16本塁打をマークしている。
 
 また、2010年代のチームを率いたジョーイ・ボットー内野手、昨季49本塁打のエウヘニオ・スアレス内野手らがいる。他にはアリスティディス・アキーノ外野手ら将来有望な選手も多く、カステヤノスらの加入で、メジャーでも屈指の打線となるのは間違いないだろう。
 
 なお、ボットーとの契約は最長で24年まで。球団史上でもかなりの功労者であるボットーが現役の間に、90年以来のチャンピオンリング獲得を目指すことになる。秋山から始まる強力打線で、悲願のワールドチャンピオンを実現できるだろうか。
 
 レッズは1975年から2年連続でワールドチャンピオンに輝いており、かつては捕手のジョニー・ベンチ氏、二塁手のジョー・モーガン氏らを中心とした強力打線「ビッグレッドマシン」で球界を席巻した。あれから約半世紀、新たな黄金期が再び始まるかもしれない。