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田中将大、実力認める剛腕コールを歓迎「自分にとってプラス」 新投手コーチとのタッグも「楽しみ」

2020/02/11

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自身は昨年10月に右肘手術も経過順調「万全の状態で」いよいよ春季キャンプ突入

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、13日(日本時間14日)から始まるバッテリーによるスプリングトレーニングとシーズン開幕へ向けて、新たな戦力とともにに臨めることに期待感を示した。米公式サイト『MLB.com』が10日(同11日)、伝えている。
 
 ヤンキースは13日(同14日)、フロリダ州タンパのジョージ・M・スタインブレナーフィールドでまず投手と捕手がスプリングトレーニング(春季キャンプ)の開始を迎える。それに先駆けて、昨季先発ローテーションの柱として11勝を挙げた田中が今季へ向けて意欲を示した。
 
 田中は昨年のシーズン終了後の10月24日(同25日)、右肘の骨棘除去手術を受けたが、直後に自身のツイッターで「経過は良好です!万全の状態でスプリングトレーニングに入っていけるようにしっかりコンディションを整えていきたいと思います」と報告。同サイトでも、約1カ月のリハビリを経て例年通りのオフのトレーニングプログラムをこなしたと伝えている。
 
 また、チームはオフにフリーエージェント(FA)市場の目玉だった前ヒューストン・アストロズの先発右腕ゲリット・コール投手を9年総額3億2400万ドル(約352億円)の大型契約で獲得。昨季20勝、326奪三振をマークしたメジャー屈指の剛腕の加入により、ローテーションを強化した。
 
 同サイトによれば、コールの獲得について田中も「間違いなく素晴らしいこと」と絶賛。「チームにとって間違いなく大きなプラスだし、自分にとっても大きなプラスになると思う。彼がどんな風に過ごすのか、どんな投球をするのか、実績ある投手を間近で見ることができる。自分もその恩恵を受けると思う」と話し、ともにプレーすることで自身の糧にする考えを示した。
 
 コールが昨季まで所属していたアストロズといえば、2017年~2018年にかけてのサイン盗みがMLBの調査によって判明している。田中自身も以前からアストロズの行為を肌で感じていたことを明かしながら、昨年のアメリカン・リーグ優勝決定シリーズで同チームと対戦した際には「実際、プレーオフに出場する際には注意を払っていた。サインを変え、少し複雑にしていた」という。
 
 そして、2017年のアストロズの“世界一”に関しては「何が起こったのかは決して分からなかったが、サイン盗みがなかったらチャンピオンになっていなかったかもしれない。それを言葉で表現するのは難しい」と語っているが、そのアストロズに所属していたコールについては実力を認め、ヤンキースの一員になったことで歓迎の姿勢を示している。
 
 田中にとっては、このスプリングトレーニングは新たな投手コーチであるマット・ブレイク氏から直接指導を受ける期間でもある。同サイトによればすでにコミュニケーションを取り始めているようだが、田中は「新しい人からは常に何か新しいものを学べる。彼と一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしている」と話しており、ラリー・ロスチャイルド氏の後任となったブレイク氏との新タッグでさらなる成長を見せることが期待される。



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