データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



前田健太を待ち受ける「ドジャース以上の激戦」。新天地ツインズの先発ローテ候補は“百花繚乱”

2020/02/05

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,



“電撃”三角トレードでメジャー自身初の移籍

 ミネソタ・ツインズが、ロサンゼルス・ドジャース、ボストン・レッドソックスとの三角トレードでドジャースの前田健太投手を獲得したと、米公式サイト『MLB.com』が4日(日本時間5日)に報じている。
 
 突如飛び込んできた大型トレードのニュース。昨季それぞれ地区優勝を果たしたツインズ、ドジャース、そして2018年のワールドシリーズチャンピオンであるレッドソックスの間で成立したと報道された。
 
 このトレードによってツインズは前田をドジャースから、ドジャースはムーキー・ベッツ外野手とデビッド・プライスと金銭をレッドソックスから、そしてレッドソックスはアレックス・バドゥーゴ外野手をドジャース、ブラスダー・グラテロル投手をツインズからそれぞれ獲得したという。
 
 前田は2016年に広島東洋カープから海を渡ってドジャースに入団し、1年目から16勝。その後も13勝、8勝、10勝をマーク。先発として活躍する一方で、ここ数年はシーズン終盤にブルペンに回り、ポストシーズンまでリリーフとしてチームに貢献してきた。
 
 入団時の8年総額2500万ドル(約27億3000万円)という契約は、1年あたり基本給300万ドル(約3億3000万円)+出来高から“安価”な印象だったが、その柔軟な働きぶりは高い評価を得ていた。しかし同時に“飼い殺し”との声もあり、次第に前田のトレード話が見受けられるようになっていた。
 
 そんな折に飛び込んできた、正真正銘のトレード。行く先は、昨季のアメリカン・リーグ中地区を制したツインズだ。
 
 シーズン101勝を挙げ9年ぶりの地区タイトルを獲得したツインズの先発投手陣は、昨季ジェイク・オドリッジ投手がチームトップの15勝(7敗)。その他にもホセ・ベリオス投手が14勝(8敗)、カイル・ギブソン投手が13勝(7敗)、マイケル・ピネダ投手が11勝(5敗)、そしてマーティン・ペレス投手が10勝(7敗)とローテーション全員が2桁勝利を挙げる活躍ぶりだった。
 
 しかし、このうちギブソンがレンジャーズへ、ペレスがレッドソックスへFA(フリーエージェント)により移籍。また、ピネダは禁止薬物使用で60試合の出場停止処分を受け、今季は開幕から39試合は投げられない。よって、開幕時はローテーションの枠が3つ空くことになる。

1 2 3



  • 記者募集