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フィリーズ、故ハラデイ氏の背番号「34」を永久欠番に 完全試合から丸10年の日に式典

2020/02/05

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Getty Images

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超大型契約のハーパーも敬意表する“ヒーロー”

 フィラデルフィア・フィリーズが、2017年に飛行機事故で亡くなったロイ・ハラデイ氏が在籍中に着けていた背番号「34」を、球団の永久欠番とすることを発表した。米公式サイト『MLB.com』が4日(日本時間5日)、伝えている。
 
 ハラデイ氏はメジャーデビューした1998年から2009年をトロント・ブルージェイズで過ごした後、2010年からはフィリーズで先発陣の軸の一角として活躍。2003年と2010年にはシーズン20勝以上をマークし、いずれの年もサイ・ヤング賞を獲得。アメリカン・リーグ、ナショナル・リーグで同賞を獲得した史上5人目の選手となった。
 
 特にフィリーズ移籍1年目となった2010年は、2度のノーヒットノーランを達成。1つはレギュラーシーズン中の完全試合、2つ目はポストシーズンでシンシナティ・レッズとの地区シリーズ第1戦でのノーヒッターだった。
 
 通算成績は416試合で203勝105敗(勝率.659)防御率3.38、2749回1/3を投げて2117奪三振。その中で最後の4シーズンを過ごしたフィリーズでは103試合で55勝29敗(勝率.655)防御率、3.25、702回2/3を投げて622奪三振だった。
 
 輝かしい選手生活を過ごしたハラデイ氏だったが、2017年11月にメキシコ湾で起こった飛行機事故で突然の死去。球界に衝撃が走った。そして、選手時代の功績が多大な評価を受け、昨年2019年に資格取得1年目にして得票率85.41%で米国野球殿堂入りを果たしていた。
 
 同サイトによれば、フィリーズはハラデイ氏が在籍に着けていた背番号「34」を、ハラデイ氏が2010年に完全試合を達成して丸10年となる今年5月29日(同30日)に永久欠番とし、その日行われる試合前に式典を行うことを発表した。
 
 フィリーズでの選手生活は4シーズンのみだったが、ハラデイ氏にとってもフィリーズにとってもその期間はかけがえのないものだった。その証拠に、米国野球殿堂入りの際に制作される盾には、長年過ごしたブルージェイズのロゴではなく、フィリーズでの活躍を考慮し「ロゴなし」が選択されている。
 
 また、背番号「34」については、2018年シーズンのオフに13年契約で加入したブライス・ハーパー外野手がワシントン・ナショナルズ時代に着けていた同番号を「ハラデイ氏がそれを着ける最後の人物になるべきだ」と話し、自身は「3」を選択したほどだ。
 
 ハラデイ氏は、ブルージェイズ時代に着けていた「32」が、すでにフィリーズで永久欠番(通算329勝のスティーブ・カールトン氏が現役時代に着用)になっていたことから、「34」を着けることになった経緯がある。しかし、これからはその「34」を背負った“ヒーロー”の存在も永遠に語り継がれていくことになるだろう。
 
 なお、ハラデイ氏がブルージェイズ時代に着けていた背番号「32」は2018年にブルージェイズの永久欠番に指定されており、フィリーズでの「34」が自身2つ目の永久欠番となる。

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