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「全ての街に感謝」グランダーソンが現役引退 MLB屈指の人格者、日本では野球教室開催も

2020/02/01

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通算344本塁打&153盗塁、打点王も獲得

 マイアミ・マーリンズからフリーエージェント(FA)となっていたカーティス・グランダーソン外野手が現役引退を発表した。米メディア『MLB.com』が31日(日本時間2月1日)、伝えている。
 
 2010年代を彩った名スラッガーが、現役生活の幕を下ろした。同サイトによると、グランダーソンは31日(同1日)に現役引退を発表。マーリンズと再契約を結ぶ可能性も残っていたが、キャリアに別れを告げる決断を下した。
 
 引退に際しては「私に“ホーム”と呼ぶ機会を与えてくれた全てのチーム、全ての街に感謝している」とコメント。そして「MLB、選手会、チームメイト、コーチ、球団スタッフ、メディアの皆様方、パートナー、そしてファンの皆、本当にありがとう」と述べ、感謝を伝えている。
 
 グランダーソンは2002年にデトロイト・タイガースからドラフト3巡目(全体80位)指名を受けてプロ入り。04年に早くもデビューを飾ると、走攻守全てを兼ね備えたオールラウンダーとして活躍した。10年には名門ニューヨーク・ヤンキースにトレード移籍する。
 
 11年には41本塁打、119打点の成績で打点王のタイトルを獲得。翌12年にも43本塁打を放つなど、ヤンキース移籍後は長打力が完全開花した。14年からはニューヨーク・メッツ、ロサンゼルス・ドジャースなど、様々な球団を渡り歩いた。
 
 優れたリーダーシップを買われ、優勝を目指す球団にシーズン途中で獲得されることも多く、15年から4シーズン連続でポストシーズン進出を経験している。現役最後となった昨季はマーリンズでプレーし、若手の指南役としても活躍した。通算成績は2057試合で1800安打、打率.249、344本塁打、937打点、153盗塁。
 
 12年には東日本大震災の被災地である宮城県で野球教室を行うなど、MLB親善大使として来日していた。人格者で慈善活動を精力的に行っている人物に送られるロベルト・クレメンテ賞(16年)も受賞している。球界からの人望も非常に厚く、これからは指導者の道に進むことになるかもしれない。




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