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放出案が二転三転…ロッキーズ・アレナド残留へ GMが明言も本人は激怒「リスペクトに欠ける」

2020/01/21

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看板選手として大活躍も、大型契約直後のトレード話にストレス?

 コロラド・ロッキーズがノーラン・アレナド内野手をトレードせず、残留させる方針であることが分かった。地元紙『The Denver Post』が20日(日本時間21日)、伝えている。
 
 同サイトによると、ロッキーズのジェフ・ブライディッチGMはアレナドはスプリングトレーニング(春季キャンプ)時点でチームにいること、トレード交渉は現在行っていないことを発表。低迷するチーム事情から放出説が出ていたが、メジャー屈指の三塁手はチーム残留がほぼ確実になった。
 
 これにより、アレナド獲得を模索していたセントルイス・カージナルス、アトランタ・ブレーブスなどは獲得戦線から撤退することになる。特にブレーブスは正三塁手ジョシュ・ドナルドソンが移籍しただけに、早急な穴埋めが必要になってくるだろう。
 
 アレナドはトレード市場では目玉選手の1人だっただけに、今回のトレード取りやめは他球団へ大きな影響を与えることになった。だが、ブライディッチGMの決断に最も影響を受けているのはアレナド自身のようだ。
 
 今回のトレード取りやめについてアレナドは「自分が言われていること(トレードでの放出説)に関心はないが、リスペクトに欠けた扱いをされているのは分かっている」とコメント。球団フロントへの批判ともとれる発言をした。
 
 アレナドは昨季開幕前に8年総額2億6000万ドル(約287億円)という大型契約を結び、昨季も打率.315、41本塁打、118打点、7年連続のゴールドグラブ賞受賞と大活躍。しかし、チームは3年ぶりに負け越し、ポストシーズンへは進めなかった。
 
 これからのロッキーズを背負う存在であるアレナドだが、低迷するチーム状況、看板選手として期待されているのにも関わらず、大型契約を結んだ翌年にトレード案が浮上していることにフラストレーションを溜めているのだろうか。二転三転する放出案に今回は怒りを隠せなかったようだ。
 
 なお、アレナドの契約内容には全球団に対するトレード拒否権も含まれている。つまり、好まない他球団へのトレード移籍を拒否できるということだが、果たして今後トレードされることはあるだろうか。今季のチーム状況次第では、シーズン途中にも再び放出説が再燃するかもしれない。




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