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ブルージェイズ入団の山口俊「カナダでプレーできるのは光栄なこと」 挨拶では英語、フランス語も駆使

2020/01/16

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最優秀防御率の柳に米代表ロアーク…開幕ローテは激戦必至

 読売ジャイアンツからポスティング制度を利用してトロント・ブルージェイズに移籍した山口俊投手が、今季の意気込みなどを語った。米メディア『TSN』が15日(日本時間16日)、伝えている。

 ブルージェイズと昨年12月18日(同19日)に契約合意し、メジャー挑戦の夢を叶えた山口。メジャーリーグでは唯一のカナダ在籍球団で1年目のシーズンを迎えようとする中、今季への意気込みを語った。
 
 同メディアによると、山口は入団会見が始まると、「ハロー、ボンジュール、こんにちは、始めまして」と笑顔で挨拶。英語、フランス語、日本語の3ヶ国語を交えた挨拶をし、会見が始まった。
 
 チームについては「ブルージェイズはカナダにある唯一のチームで、それが他球団と違った魅力だと思います。このチームで、カナダでプレーできるのは光栄なことです」と通訳を通してコメント。ブルージェイズがもつ魅力について語った。
 
 メジャーリーグについては 「日本ではベースボールのことを“野球”と呼んでいます。同じ競技ですが、どこか違っていて、ここ(メジャーリーグ)は世界最高峰の舞台だと思っています。ブルージェイズに貢献し、高いレベルの中でどこまで通用するのか、頑張っていきたいです」と述べた。
 
 最後には「持てる力すべてでチームに貢献し、優勝を勝ち取りたい」と述べ、今季への意気込みを語った。先発とリリーフの両方をこなせるユーティリティ性も買われている山口だが、1年目から大車輪の活躍となるだろうか。
 
 ブルージェイズに日本人選手が所属するのは山口で6人目。近年では川崎宗則内野手がプレーしていたことも記憶に新しい。投手ではマイケル中村氏(04年)、大家友和氏(07年)、五十嵐亮太投手(12年)に続いて4人目となる。
 
 チームは今オフにフリーエージェント(FA)の柳賢振投手と4年契約を結び、さらにはタナー・ロアーク投手、チェイス・アンダーソン投手ら実戦のある投手も獲得。課題であった先発陣の補強に力を入れており、激しい先発ローテ争いも予想されている。

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