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べリンジャーは初年度最高額12.5億円、ベッツは史上最高29.4億円 年俸調停を回避しMLB大物選手が続々契約

2020/01/11

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ヤンキース主砲のジャッジは9億3000万円

 2019年シーズンのナショナル・リーグ最優秀選手賞(MVP)を獲得したロサンゼルス・ドジャースのコディ・べリンジャー外野手が、年俸調停を回避し1年1150万ドル(約12億5000万円)で契約に合意。年俸調停権を初めて得た選手としては史上最高額の契約となった。米公式サイト『MLB.com』が10日(日本時間11日)、伝えている。
 
 べリンジャーは今季156試合に出場し、打率.305、47本塁打、115打点、121得点、OPS(出塁率.406+長打率.629)1.035とキャリアハイのシーズンを送り、チームの地区7連覇に大きく貢献した。
 
 同サイトによれば、メジャー3年目を終えたべリンジャーは、年保調停権を初めて得た選手としては2018年のクリス・ブライアント内野手(シカゴ・カブス)の1年1085万ドル(約11億8000万円)を大きく上回り、史上最高額となる1年1150万ドル(約12億5000万円)で契約に合意した。
 
 またドジャースは、べリンジャーの他にも、年俸調停を避けコーリー・シーガー内野手(760万ドル:約8億3000万円)、エンリケ・ヘルナンデス内野手(590万ドル:約6億4000万円)、ロス・ストリップリング投手(210万ドル:約2億3000万円)、フリオ・ウリアス投手(100万ドル(約1億1000万円)で契約を合意したとしている。
 
 そして、ニューヨーク・ヤンキースは主砲のアーロン・ジャッジ外野手と1年850万ドル(約9億3000万円)、ジェームズ・パクストン投手と1250万ドル(約13億6000万円)で合意。ボストン・レッドソックスはムーキー・ベッツ外野手と年俸調停史上最高額となる1年2700万ドル(約29億4000万円)で合意するなど、続々と大物選手が契約を結んだと報じられた。
 
 ベッツに関しては、チームメイトのJ.D.マルティネス外野手がすでに契約を延長していたことでトレードの噂が絶えなかったが、結局はレッドソックスに残留。チーム1の戦力を維持したまま今季の戦いを迎えることになった。