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秋山翔吾、レッズ入りの決め手を語る 「日本人選手が在籍したことがないというのは非常に魅力的でした」

2020/01/09

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チームメイトは個性豊か、二刀流選手も

 埼玉西武ライオンズからフリーエージェント(FA)でシンシナティ・レッズに移籍した秋山翔吾外野手が、今季への意気込みを語った。地元メディア『WCPO CINCINNATI』が8日(日本時間9日)、伝えている。
 
 レッズと6日(同7日)に正式契約を結び、晴れてメジャーリーガーとなった秋山。150年以上の歴史を持つ球団で史上初の日本人選手ということで注目度も高い中、渡米1年目となる今季への意気込み、入団を決意した理由などを語った。
 
 同メディアによると、秋山は入団会見で「日本人選手が在籍したことがないというのは非常に魅力的でした。そして、球団のプレゼンテーションにも感銘を受けました」と通訳のロジャー・カーロン氏を通じてコメント。入団の決め手となった要因を語った。
 
 さらに、移籍交渉の場での球団の対応を絶賛。「レッズは最初に僕へオファーをくれた球団でした。球団がどれだけ自分を欲しがっているのか、その熱意にとても感激しました。その想いに応えたい。それが(移籍先に)レッズを選択した理由です」と述べている。
 
 また、 「僕はパワーヒッターではないので、(ボールへの)コンタクト、出塁、そしてチームの得点へ貢献することに集中したいです。それが自分の強みだと思います」とし、メジャーリーグでも自身のプレースタイルを貫く構えだ。
 
 レッズはオフに強打者のマイク・ムスタカス内野手を獲得するなど、積極的な補強を敢行。昨季は5年連続最下位を回避し(地区4位)、ニック・センゼル外野手ら新人の台頭もあった。チームは勝負モードへと切り替わっているだけに、新加入の秋山にも結果が求められることになる。
 
 また、チームには他にも二刀流選手のマイケル・ローレンゼン投手、球界きっての頭脳派であるトレバー・バウアー投手、野手では抜群の選球眼を誇るジョーイ・ボットー内野手らが在籍。個性溢れるチームの中で、秋山はどのようなプレーを魅せてくれるだろうか。新たな背番号「4」をまとう安打製造機に期待の声が集まる。