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エンゼルス・大谷翔平の他球団ユニ姿は見たくない! “移籍すべきでない”スター選手に選出

2019/12/03

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Getty Images



モリーナはカージナルス一筋が決定的

 移籍すべきではない選手を米公式サイト『MLB.com』が2日(日本時間3日)、特集記事を発表。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手ら9選手が選ばれた。
 
 フリーエージェントやトレード、その他でも移籍が激しいMLB。ほとんどの選手が移籍を経験するが、中にはニューヨーク・ヤンキースでプレーしたデレク・ジーター氏のように、チームの象徴として球団一筋にプレーする選手も非常に少ないながら存在する。
 
 同サイトでは「他球団のユニホーム姿を見たくないスター選手」として、移籍すべきではない選手を特集。メジャーを代表するスター選手9人が選ばれており、チーム一筋に在籍する“フランチャイズプレーヤー”となり得る候補の名前が挙がった。
 
 まず選ばれたのはエンゼルスの大谷。「我々はオオタニの活躍を見られることに興奮している」と真の二刀流選手として評価されている。メジャー2年目を終えたばかりだが、マイク・トラウト外野手と並んで、既にエンゼルスの看板選手の1人となっている。
 
 名門ニューヨーク・ヤンキースからはアーロン・ジャッジ外野手が選ばれた。17年に衝撃デビューを飾った主砲だが、非常に優れたスラッガーであること、体格、性格なども“完璧”なことがヤンキースのフランチャイズプレーヤーに相応しいとされている。
 
 捕手ではセントルイス・カージナルスのヤディアー・モリーナ捕手とサンフランシスコ・ジャイアンツのバスター・ポージー捕手の名前が挙がった。両者ともに黄金期を支えた捕手であり、米国野球殿堂入りの有力候補でもある。既にレジェンド級の選手なだけに、ファンとしてはチームに留まってほしいところだろう。
 
 また、ここ最近ではトレードの噂もあるシカゴ・カブスのクリス・ブライアント内野手も選ばれている。16年に108年ぶりの世界一に導き、同年にMVPを受賞。低迷期を経て強いカブスの象徴となっているが、チームに居続ける可能性は低いかもしれない。
 
 他にはオークランド・アスレチックスからマット・オルソン内野手、マット・チャップマン内野手の「ダブル・マット」コンビ、ヒューストン・アストロズのジョージ・スプリンガー外野手、アトランタ・ブレーブスのフレディ・フリーマン内野手の名前が挙がっている。
 
 現在37歳のモリーナは来季限りでの引退を示唆するなど、球団一筋でキャリアを終えることがほぼ確実だ。今回選ばれた選手は20代が多く、まだまだキャリアは長い。果たしてフランチャイズプレーヤーとなる選手は現れるだろうか。中でも、早ければ21年オフにもFAとなるポージーの去就には注目が集まりそうだ。