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打はトラウト、投はカーショウがトップ MLB公式が10年代ベストプレーヤーを発表

2019/12/01

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昨季引退のベルトレもランクイン

 2010年代に活躍した選手を米公式サイト『MLB.com』が30日(日本時間12月1日)にランキング形式で発表し、1位にはロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が選ばれた。
 
 MLBでも今季終了と同時に2010年代が終了。一時代が終わりを告げた中、同メディアではその期間で最も活躍した選手をランキング。屈指の強打者に最強投手、既にレジェンドとも言える選手たちが選ばれた。
 
 栄えある1位に選ばれたのはエンゼルスのトラウト。10年代では3回のMVP(14年、16年、19年)、7回のシルバースラッガー賞、8回のオールスターゲーム選出とそのキャリアは驚異的。メジャー定着は12年からだが、トラウトがトップであることに異論は出ないだろう。
 
 2位はロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウ投手。トラウト同様、凄まじい実績を持っており、3回のサイ・ヤング賞(11、13~14)を受賞。その他投手タイトルも数多く獲得し、11年には投手三冠、14年には投手でMVPに輝いている。将来の米国野球殿堂入りも有力だ。
 
 3位にはヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー投手。“衰えを知らない男”は今季も大活躍で11年以来、自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞。11年には投手三冠を達成しており、ノーヒットノーランは2回(11年、19年。通算では07年含め3回)も達成している。
 
 4位には3回のサイ・ヤング賞を受賞、今季は悲願の世界一を達成したマックス・シャーザー投手(ナショナルズ)、5位にはメジャー最高の選球眼を誇り、独特なキャラクターでもファンを魅力しているジョーイ・ボットー内野手(レッズ)が選ばれている。
 
ランキングは以下の通り
 
1位:マイク・トラウト(エンゼルス)
2位:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
3位:ジャスティン・バーランダー(アストロズなど)
4位:マックス・シャーザー(ナショナルズなど)
5位:ジョーイ・ボットー(レッズ)
6位:エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズなど)
7位:ミゲル・カブレラ(タイガースなど)
8位:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
9位:クリス・セール(レッドソックスなど)
10位:ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)
 
 野手としてはトラウト、投手としてはカーショウがやはりトップに君臨。いずれの選手も球史に残る活躍でその名を轟かせた。中にはまだまだ衰える気配のない選手もおり、さらなる活躍にも期待できそうだ。これから迎える2020年代では、どんな素晴らしい選手が出てくるだろうか。