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王者ナショナルズがゴームズと再契約 2年11億で残留、FA捕手市場はさらに加速

2019/11/28

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移籍1年目で世界一達成

 ワシントン・ナショナルズがフリーエージェント(FA)のヤン・ゴームズ捕手と2年契約で再契約した。米公式サイト『MLB.com』が27日(日本時間28日)、伝えている。
 
 今季の世界一に貢献した1人の残留が決まった。ナショナルズとゴームズは2年1000万ドル(約11億円)の再契約で合意。今季と同じように、カート・スズキ捕手との捕手2人体制でプレーする見込みとなっている。
 
 今季は97試合で打率.223、12本塁打、43打点の成績。前年よりは成績を落としたものの、セントルイス・カージナルスとのリーグ優勝決定シリーズでは打率.429(8-3)、3打点と活躍した。キャリア8年間で2桁本塁打は6シーズンあり、長打力を備えている。
 
 一方、持ち味の守備も好調だった。DRS(守備防御点=平均的な野手が守った場合に比べ何失点減らしたか)はプラス11点を記録し、盗塁阻止率も30.5%と好成績をマーク。打撃良しのスズキに対し、守備面での貢献度は高かった。
 
 ワールドシリーズではスズキが故障し、第4戦からは全試合でスタメンマスクを被ることに。スティーブン・ストラスバーグ投手やマックス・シャーザー投手から好投を引き出し、世界一の陰の立役者になった。第7戦のウイニングボールもゴームズが掴んでいる。
 
 チームからはストラスバーグ、アンソニー・レンドーン内野手がFAとなっており、何としても引き止めたいところ。ワールドシリーズ連覇を目指すのはやや厳しいかもしれないが、フアン・ソト外野手ら若手のホープも少なくなく、今後が楽しみなチームの一つだ。
 
 なお、ゴームズの残留が決まったことによって、球界の捕手市場にも大きな影響が考えられる。続々とFA捕手が契約を決めているが、市場にはまだマーティン・マルドナード捕手らがいる。補強ポイントが捕手である球団は少なくないため、今後の争奪戦に拍車がかかりそうだ。




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