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メッツ・カノー、新指揮官のベルトラン氏に「素晴らしい選択」 理想の監督就任で来季逆襲なるか

2019/11/25

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 ニューヨーク・メッツのロビンソン・カノー内野手が、来季から指揮を執るカルロス・ベルトラン氏について絶賛している。個人としてもチームとしても厳しい1年を送ったが、来季には期待が持てそうだ。24日(日本時間25日)、公式サイト『MLB.com』が伝えた。
 
 カノーは昨年末にシアトル・マリナーズからトレードでメッツに加入。今季は開幕から正二塁手として出場したが、8月に離脱もあり、107試合出場、打率.256、13本塁打、39打点、OPS(出塁率.307+長打率.428).736とやや不本意な数字に終わっていた。
 
 カノーを含め、大型補強を敢行した他、エース格のノア・シンダーガード投手の残留にも成功したメッツだが、チームとしては振るわなかった。86勝76敗で首位アトランタ・ブレーブスに11ゲーム差をつけられ、ナ・リーグ東地区3位だった。
 
 新監督には、メッツで選手としても活躍を見せたベルトラン氏。選手としての豊富な成績、評論家としての見聞、人望も十分で、カノーも満足げだ。「個人的には素晴らしいチョイスだ」とし、「カルロスのような人物こそ、我々が求めていた存在だ」と語った。また、「グラウンドの内外で助けてくれると思う」と”100点満点”の回答だった。
 
 37歳のベテラン・カノーの10年契約は残り4年で、衰えが指摘されることもしばしば。個人成績の巻き返し、チームとしても大きな勝負を賭けたい来季はどのような活躍を見せてくれるだろうか。