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ドジャース・ベリンジャー、3年目でMVP獲得! 47本塁打&115打点で優勝貢献に最大の栄誉

2019/11/15

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 MLBは14日(日本時間15日)、2019年のナショナル・リーグのMVPを発表。ロサンゼルス・ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手が自身初の受賞を果たした。3年目のベリンジャーは主軸としてチームの優勝に貢献。同日、『MLB.com』が伝えた。
 
 ベリンジャーは2017年に21歳にしてメジャーデビュー。強打の一塁手として、初年度から39本塁打、97打点をあげてリーグ新人王に輝いた。2年目の昨年はやや数字を落としたものの、シーズン全試合出場を果たしてチームの顔へと成長した。
 
 今季は序盤から打率4割をキープする活躍で注目を浴びると、本塁打王レースでも常にトップを引っ張った。タイトルこそならずも、今季成績は打率.305、47本塁打、115打点、OPS(出塁率+長打率)1.035。チームの7年連続地区優勝に大きく貢献した。
 
 ベリンジャーは今季から本格的に右翼のポジションに転向し、守備面でも大きな貢献。正確かつ高速な送球で何度もピンチを救ってきた。本塁打王争いを繰り広げたミルウォーキー・ブリュワーズのクリスチャン・イェリッチ外野手の本塁打性の当たりをフェンス際でキャッチした際には全米の話題をさらった。
 
 そんなベリンジャーの大きな魅力の一つは、わずか3年目にして、MLBの環境に完全に適応していることだ。3シーズンでの本塁打は111本で、ドジャース史上最速での100本塁打も今季達成した。
 
 しかし、今季のベリンジャーは、若さから来る好印象だけではなく、相対的な指標でも圧倒的だった。WAR(同一リーグの平均的な選手が出場した場合に比べ、どれだけチームの勝利数を上乗せしたか)でも9.0(『ベースボール・リファレンス』より)を記録。これは、アメリカン・リーグMVPのマイク・トラウト外野手の8.4を抑えて今季MLBトップの数字だった。
 
 チームの主軸として、攻守にわたってけん引する若武者は来季、どんな進化を見せてくれるだろうか。「これ以上ない」とも言えるシーズンだったが、「さらに上を見せてくれる」と期待させてしまうのも、ベリンジャーが故だろう。




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