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MLB新人王は最多本塁打のアロンゾ「僕を信じてくれたチームに感謝を伝えたい」  ア・リーグのアルバレスは満票選出

2019/11/12

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共通点は今季デビュー&20代前半

 MLBの最優秀新人賞(新人王)の受賞者が発表され、ニューヨーク・メッツのピーター・アロンゾ内野手、ヒューストン・アストロズのヨーダン・アルバレス外野手が選出された。米公式サイト『MLB.com』が11日(日本時間12日)、伝えている。
 
 全米野球記者協会会員による各種表彰が、この日の新人王を皮切りに発表。新人王の座は、今季活躍した新人選手の中でも群を抜いていた2人のスラッガーが射止めた。
 
 アメリカン・リーグのアルバレスは、記者30人の1位票をすべて集める満票での選出。ナショナル・リーグのアロンゾも29人から1位票を得ており、他の候補を大きく突き放している。
 
 両選手に共通しているのは、今季メジャーデビューを果たしたこと、そしてスラッガーであるということだ。アロンゾは161試合で打率.260、53本塁打、120打点とスラッガーとして申し分ない成績で本塁打王のタイトルを獲得。アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の持っていた新人本塁打記録(52本)も更新した。
 
 一方のアルバレスも、わずか87試合の出場で27本塁打を放つなど、打率.313、78打点、OPS(出塁率.412+長打率.655)1.067と猛打炸裂。強打自慢のアストロズに彗星の如く現れ、新人とは思えない打棒で優勝への起爆剤となった。
 
 名誉に輝いたアロンゾは「本当に光栄だ。スプリングトレーニング(春季キャンプ)でチャンスを与えてくれて、僕を信じてくれたチームに感謝を伝えたい」とコメント。アルバレスは「とても幸せだ。家族、チーム、支えてくれた全ての人、そしてキューバのみんなに感謝している」と述べ、出身地キューバにも喜びを伝えている。
 
 アロンゾは24歳、アルバレスは22歳とまだまだ伸び盛りの時期。昨季のア・リーグ新人王・大谷翔平選手(エンゼルス)は今季もチームの主軸として活躍、ナ・リーグのロナルド・アクーニャjr.外野手(ブレーブス)はさらに成績を伸ばし、球界のトップ選手にまで成長した。
 
 今季の活躍によって他球団からのマークは厳しくなり、2年目のジンクスといった壁もある。驚異的な打棒をもつアロンゾとアルバレスだが、来季はさらなる飛躍のシーズンにできるだろうか。再び快音を響かせ続ければ、次は最高の栄誉であるMVPの候補として名前が挙がるかもしれない。




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