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ナショナルズ、第7戦突入ならシャーザーに託す! 指揮官が明言「彼が投球出来ないと判断するまで」

2019/10/30

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首と背中を負傷も順調に回復。平地でのスローイングも「正常に見えた」

 ナショナルズが第6戦に勝利した場合、第5戦の先発登板を回避したマックス・シャーザー投手が第7戦に先発することが分かった。米公式サイト『MLB.com』が29日(日本時間30日)に伝えている。
 
 シャーザーは27日(同28日)の第5戦で先発が予定されていたが、首と背中の痙攣のため登板を回避。右腕を上げられず、自分で服を着られないほどの状態だったといい、その具合が心配されていた。
 
 しかし同サイトによれば、ナショナルズのデーブ・マルティネス監督はチームが第6戦に勝利して3勝3敗となった場合、最終戦の第7戦にシャーザーを先発させると明言した。
 
 シャーザーは 27日のうちに炎症を抑えるコルチゾン注射を受けており、「状態は良いよ」と回復傾向にある。29日(同30日)には平らな場所で約10分間のスローイングを行うなど調整を行った。
 
 マルティネス監督は、シャーザーについて「マックスが今夜(29日)の時点で状態が良いと言ってくれたら、(第7戦は)首の具合によって投球出来ないと判断するまで投げることになるだろう。マックスに『75球しか投げさせられない』とは言えない。彼はできるだけ長く投げたいと思っている」と話し、命運を託す姿勢を示した。
 
 平地で投げる様子を見ていた指揮官は、「彼は正常に見えた。本当に良かったよ。ここから明日までに状態が進歩することを願っている。彼は準備をしている。マックスが“マックス”になる」と復活を予言。
 
 本拠地ワシントンで歴史的な勝利を挙げることはできなかったが、チャンピオンの称号を手に帰還するため、チーム一丸となって最大限の力を尽くしていく。