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アストロズ、3連勝で世界一へ王手 ナショナルズはシャーザー登板回避のアクシデント響く【MLBワールドシリーズ】

2019/10/28

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 ワシントン・ナショナルズとヒューストン・アストロズによるワールドシリーズ第5戦が27日(日本時間28日)、ナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで行われた。試合は、アストロズが7-1と快勝し、3連勝で世界一に王手をかけた。
 
 第4戦では敵地で連勝し、シリーズ勝敗を五分としたアストロズ。この日は、抜群の安定感を誇るゲリット・コール投手が先発すると、7回をわずか3安打1失点でナショナルズ打線を封じ込んだ。また打っては、ヨルダン・アルバレス外野手、カルロス・コレア内野手、ジョージ・スプリンガー外野手の3選手に一発が飛び出すなど、自慢の打線も力を発揮した。
 
 一方のナショナルズは、本拠地連敗を喫したチームに追い打ちをかけるように、登板予定だったエースのマックス・シャーザー投手が首を痛め先発回避するアクシデント。代役のジョー・ロス投手も5回4失点と粘投したが、好投手コールの前に、4番フアン・ソト外野手が一矢報いるソロ本塁打を放つにとどまった打線にとっては重いビハインドだった。
 
 これで対戦成績が、アストロズ3勝、ナショナルズ2勝となり、再びアストロズ本拠地へ戦いの場を移すワールドシリーズ。29日(同30日)の第6戦はジャスティン・バーランダー(アストロズ)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)の両投手が登板予定だ。アストロズがこのまま4連勝で世界一を決めるのか、ナショナルズが待ったをかけるのか。世界一への戦いはまだまだ目が離せない。