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MLB最優秀救援投手賞にチャップマンとヘイダーの両左腕 ヘイダーはメジャー3年目で2年連続選出

2019/10/27

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ともにリーグ2位のセーブ数ながら“1位を上回る数字”光る

 メジャーリーグは25日(日本時間26日)、今季の最優秀救援投手賞を発表し、ニューヨーク・ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手とミルウォーキー・ブリュワーズのジョシュ・ヘイダー投手の両左腕が選出された。
 
 31歳のチャップマンはメジャー10年目の今季は60試合に登板し、3勝2敗、42回のセーブ機会で37セーブ、防御率2.21をマークしてキャリア初選出。ナショナル・リーグのシンシナティ・レッズに所属していた2012年~2013年に記録した38セーブに次ぐキャリア2番目に多いセーブ数を稼いだ。
 
 今季のセーブ数は、アメリカン・リーグではヒューストン・アストロズのクローザー、ロベルト・オスーナ投手の38セーブに及ばなかったものの、オスーナの防御率2.63を上回っている。
 
 一方、25歳のヘイダーは3年目にして2年連続の選出。今季は61試合の登板で3勝5敗と負け越したが、サンディエゴ・パドレスのクローザー、カービー・イェーツ投手の41セーブに次ぐナ・リーグ2位の37セーブで防御率2.62をマークした。
 
 特筆すべきは奪三振数の多さで、75回2/3を投げて138個の三振。これは投球スタイルの違いはあれど、60回2/3を投げて101奪三振のイェーツを上回る数字となった。また、57回を投げて85奪三振のチャップマンをもはるかにしのいでいる。
 
 チャップマンを擁するヤンキース、ヘイダーを擁するブリュワーズは、今季ともにポストシーズンに進出。それぞれリーグ優勝決定シリーズ、ワイルドカードゲームで敗退してしまったが、両投手はレギュラーシーズンではチームの絶対的な守護神として君臨し、優れた実績を重ね続けている。
 
 なお、メジャーリーグの最優秀救援投手賞は、それぞれのリーグで「冠」が異なる。ア・リーグはメジャー歴代1位となる通算652セーブを記録したマリアーノ・リベラ氏にちなんで「マリアーノ・リベラ・アメリカン・リーグ・リリーバー・オブ・ザ・イヤー」、ナ・リーグは同2位となる通算601セーブのトレバー・ホフマン氏にちなんで「トレバー・ホフマン・ナショナル・リーグ・リリーバー・オブ・ザ・イヤー」と名付けられている。

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