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抗議した相手は…ロボット? 公平化図る“ロボット審判”が大誤審、ボール球を「ストライク」

2019/10/17

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選手からは好評の声もあったが…

 MLB秋季アリゾナリーグで起きた、ロボット審判のストライク判定が話題を呼んでいる。米メディア『NBC Sports』が16日(日本時間17日)、伝えている。
 
 メジャーリーグでは、プレーの公平化を目指してストライク判定をロボットが自動で判定することが提案されており、今季の秋季リーグでは“ロボット審判”が導入。判定された結果を人間の主審がコールするといった仕組みだ。
 
 これには一部の選手やコーチからの評判も高い。本来は一貫性がなくてはならないストライクゾーンだが、これまでに審判ごとのムラがなくなるといった声もあった。将来的にメジャーでも導入される可能性があるが、今回話題となった判定は、その正確さに疑問符がつくものだった。
 
 事件は16日(同17日)、サンフランシスコ・ジャイアンツ傘下マイナーでプレーするジェイコブ・ヘイワード外野手の打席で起こった。右打者のヘイワード投げ込まれたのは膝下に大きく落ちる変化球。明らかにゾーンからは外れ、誰もがボールだと思った。
 
 しかし、数秒待ってから主審がコールしたのは“ストライク”。これに納得のいかないヘイワードは主審に対して抗議したものの、結局判定は覆らず。ヘイワードは抗議がきっかけで退場処分まで受けてしまった。
 
 試合後、若手有望株に特化したMLB公式サイト『MLB Pipeline』の公式インスタグラムでは問題となったヘイワードの打席とその判定結果の画像を紹介。明らかなボール球に対して、結果は内角低め一杯のストライクとなっている。誤審を防ぐために導入されているロボット審判だが、まだまだ改善の余地があるようだ。

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