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ベルトラン氏、メッツ指揮官就任に意欲的 「機会があるのなら、私の準備はできている」

2019/10/14

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 ニューヨーク・メッツの次期監督候補として名前の挙がっているカルロス・ベルトラン氏が、就任に意欲的であることがわかった。公式サイト『MLB.com』が13日(日本時間14日)、本人へのインタビュー内容を報じた。
 
 メッツは今季、ナショナル・リーグ東地区3位とポストシーズン進出を逃し、ミッキー・キャラウェイ監督は残り1年の契約を残しながら解任が決まっていた。後任者の候補としては、ジョー・ジラルディ氏、ジョー・マッドン氏ら有名な指導者の名前があがるが、有力候補の1人が元メッツのベルトラン氏だ。
 
 ベルトラン氏は2004年から6年半メッツに在籍し、選手としての全盛期を過ごした。その後は複数球団を渡り歩いて2017年に引退し、現在はヤンキースの特別顧問を務めている。
 
 『MLB.com』によると、ベルトラン氏は現在行われているアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第2戦の前にインタビューに応じた。ベルトラン氏は、「まだまだ考えなければならない」と前置きした上で、「チームに貢献する方法は十分に学んできたと思う」とコメント。さらに、「もし機会が与えられるのであれば、私自身の準備はできている。与えられないのであれば、同じポジションで働き続けるだけだ」と語った。
 
 輝かしい実績を残したものの、退団時には膝の手術に関してフロントと衝突した苦い思い出もあるメッツ。しかしベルトラン氏は、「過去のことばかり考えていては前に進めない」と前を向く。
 
 メッツは昨オフには大型補強、ノア・シンダーガード投手の残留など、優勝を狙ったシーズンだったが、惜しくも3位という結果に終わった。指導者未経験の”新米監督”が就任したら、チームをどのように変えていくのだろうか。青写真は近い未来に実現するかもしれない。可能性は無限大だ。