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ブレーブス・マッキャン、現役引退を発表 通算282発捕手、ヤンキースでは田中将大の女房役

2019/10/10

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2006年から12年連続2桁本塁打

 地区シリーズ敗退となったアトランタ・ブレーブスのブライアン・マッキャン捕手が現役引退を発表した。米公式サイト『MLB.com』が9日(日本時間10日)、伝えている。
 
 ポストシーズンも盛り上がる中、1人の名捕手が引退の決断を下した。同サイトによると、ブレーブスのマッキャンが今季をもって現役から退くことを発表。メジャー15年目、35歳のシーズン終了とともに現在引退の決断を下した。
 
 マッキャンは9日(同10日)、セントルイス・カージナルスとの地区シリーズ第5戦にも先発出場。3打数1安打としたが、チームは1-13と大敗。リーグ優勝決定シリーズ進出にはあと一歩届かず、シリーズ敗退となっていた。
 
 引退に際してマッキャンはインタビューで「ブレーブスに復帰し、ポストシーズンへのチャンスを掴みたかった。今回(地区シリーズ出場)はまさに僕にとって目標通りだった。これからは家に帰って父親になり、子供と遊ぶつもりだよ」とコメントしている。
 
 2002年にブレーブスからドラフト2巡目(全体64位)で指名を受けてプロ入りし、05年にメジャーデビューしたマッキャン。チームはこの時期から低迷期に入るが、マッキャンは強打の捕手としてブレーブスを牽引する存在へと成長していく。
 
 14年からはニューヨーク・ヤンキースでプレー。移籍1年目はメジャー挑戦1年目だった田中将大投手ともバッテリーを組むことも多く、この年13勝5敗と鮮烈デビューを飾った田中を支えた。17年にはヒューストン・アストロズで自身初の世界一を経験している。
 
 そして今季からは古巣ブレーブスに復帰。現役最後のシーズンとなった今季は85試合に出場して打率.249、12本塁打、45打点の成績で、チームのポストシーズン進出へ貢献していた。
 
 通算成績は15年間で1755試合、打率.262、282本塁打、1018打点。ゴールドグラブ賞の受賞経験こそないものの、フレーミングなど優れた技術と円熟味のあるリードで投手を引っ張ってきた。
 
 紛れもなくメジャーを代表する捕手の1人だったマッキャン。優れたリーダーシップの持ち主であることも広く知られており、将来は指導者としての球界復帰もあるかもしれない。惜しくも引退してしまうが、攻守に大活躍したマッキャンを忘れるファンはいないだろう。