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カージナルス、5年ぶりリーグ優勝決定S進出 初回10得点の猛攻、ブレーブスは本拠地で惨敗【MLB地区シリーズ】

2019/10/10

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 セントルイス・カージナルスとアトランタ・ブレーブスによるナショナル・リーグ地区シリーズ第5戦が9日(日本時間10日)、ブレーブスの本拠地サントラスト・パークで行われた。試合は、カージナルスが初回に10得点を挙げる猛攻をみせ、13-1で圧勝。シリーズ3勝2敗で、5年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
 
 カージナルスは初回、ブレーブス先発のマイケル・フォルティネビッチ投手に対し、四球と犠打で1死二塁と先制のチャンスを作る。3番ポール・ゴールドシュミット内野手がショートへの内野安打で続き一、三塁とすると、続くマーセル・オズーナ外野手がしぶとく右前に運び先制に成功する。
 
 ここから、カージナルスの猛攻は止まらない。さらに1点を追加し、なおも満塁のチャンスで、7番トミー・エドマン内野手がライト線への2点適時二塁打で4点リードとし、フォルティネビッチをノックアウト。2番手マックス・フリード投手に対しても、デクスター・ファウラー外野手とコルテン・ウォン内野手の二塁打などで、6点を奪い、初回10得点を挙げた。
 
 打線は2回、3回にも得点を追加し、3回までに13-0のリード。大量援護を受けたカージナルス先発のジャック・フラハティ投手は、集中力を切らすことなく、6回を4安打1失点に抑える快投で、主導権を渡さなかった。
 
 勝利したカージナルスは11日(同12日)から、ロサンゼルス・ドジャース対ワシントン・ナショナルズの勝者とリーグ優勝をかけて対戦する。